福元屋は道路から分かりにくい位置にあります。道路脇に民宿のかべゆがありますが、これではありません。看板のある駐車場に車を置き、川に向かって下っていくと分岐があります。右奥に地元の方の共同湯。分岐を左に進むと木立の中に「福元屋」の門。【画像左】 さらにその先に玄関。【画像右】
入口に「日本秘湯を守る会」の大きな提灯。へえ〜、西日本にもあったんだ。調べてみると九州にも数件の宿。「古さを守る」というのがポリシーのようです。加盟の宿に10軒泊まってスタンプを集めると、思い出の宿へ一泊無料ご招待、という特典もあるらしい。福元屋もたしかに古そうですが、でもよく手入れされている感じ。
玄関でお金を払って再び外に出ます。もちろん趣向をこらした内湯もありますが、日帰り入湯には露天風呂がおすすめ。さらに川岸に下ると露天風呂の入口。【画像左】 以前来たとき、と言ってももう10年余りも昔のことですが、そのときはこの右手が脱衣所を兼ねた洞窟風呂でした。いまもそのままのようですが、ただし「女湯」のはり紙があります。女性専用になったのですかね。
入口の先は、左右に川面と湯船。護岸を作って湧き出るお湯をためているわけです。この護岸の突き当たりが簡易脱衣所。露天風呂の上は岩肌がオーバーハングでせり出し、地下水の水滴がしたたり落ちています。崩れないかなと、やや不安にすらなります。相当量のお湯が湧出している模様で、湯尻から滔々とお湯が流れ出ています。【画像右の手前】 お湯の温度はややぬるめ。泉質は肌にやさしいなあという感じ。じっくり長時間入っていたくなります。
眼前に川面が広がっています。自然の中に包み込まれている感じ。しかし、このシチュエーションは、ときに面倒な災難を引き起こすのだそうです。豪雨で川が増水すると露天風呂が水没。石や砂が流れ込んで後始末が大変。ご苦労様です。そんなことにもめげず、お湯は湧出し続けているのですね。ホント、温泉は自然の恵み。ありがたいものです。
この混浴は女性には厳しい?
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