別府から知人の運転する車に便乗して訪れたので、地理的な位置はよく分かりません。とにかく山の中を延々と走って到着したのが七里田温泉の温泉館「木乃葉の湯」。瀟洒な建物の入口には大きな温泉マークの看板。この建物の中にも浴室があって日帰り入浴ができますが、今回のお目当ては違います。
 
 
    
 
 
 温泉館の自動発券機で入浴券を購入してカギを受け取ります。これがお目当ての下湯の入口のカギ。下湯はこの温泉館とは別の場所です。温泉館を出て「下湯共同浴場(ラムネの湯)」の看板に従ってトコトコ歩いていくと、橋の手前を小川に沿って下る細い道に行き着きます。ここまで来れば下湯はすぐそこ。
 
 
    
 
 
 初めて目にすると一瞬ギョッとする建物。こういう場合、温泉通は「鄙びて風情がある」と表現するらしいです。(笑)「日本無類の炭酸泉」の掲示。なんと入口には赤外線センサーらしきものが装備されていて、近づくとアナウンスが流れ始めます。要するに、ちゃんとお金を払ってください、というようなこと。入口のガラスにも文章で明示されています。
 
 
    
 
 
 カギの管理やセンサーの仕掛けなど、この共同湯をめぐるこれまでの地元の方たちのご苦労が偲ばれるというもの。いろんなことがあったのでしょうね。地域の共同湯が現時点でよそ者に開放されているだけでもありがたいと思いましょう。今後もこの恩恵にあずかれるかどうかは、よそ者の私達の心がけ次第ということでしょうね。
 
 さて、お目当てのお湯。ややぬるめですが、長湯をするにはもってこい。寒いからといって開いている窓を閉めたり、回っている換気扇を止めたりしてはいけません。浴室の低い位置に頭を置いてもいけません。なにしろ日本屈指の炭酸泉。二酸化炭素で窒息してしまいますぞ。入湯も命がけ。

 入浴するとすぐに体中に気泡がつき始めます。どんな感じか気になりますよね。こんな感じです。
 
 

七里田や 会陰を伝う 泡もあり (詠人知らず)