〔運転室の組立〕
 
 

 運転室の前板。OS法隆寺レイアウトで見かけたC11の運転室が室内色に塗装してあったので、自分もそのオーナーさんのように是非着色しよう、と考えていました。でも、色合わせがむずかしそうだなあ……。心配無用でしたよ。室内色も塗装済みなんですね。素人にはありがたいOSライブスチームキット!(よいしょ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 前板の取付に先立って、オプションの配管をしておかなくてはいけません。右下の饋還弁(きかんべん)の上に新たにドンキーポンプのバルブ、左端は発電機のバルブ。ボイラー回りが一段とにぎやかに。運転室から外に出るパイプは、ドンキーポンプ用は布巻き、発電機用は黒塗装としました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 運転室の各種窓ガラスは、アクリル板から自分で切り出さないといけません。図面の指示に従って、1枚のアクリル板を切り分けます。ただし、丸窓用(右上)はすでにカット済み。もちろん表面の保護紙は取付直前まで、はがさないで残しておきます。右下は1円玉。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 切り出したアクリル板を前板の窓に貼り付けます。接着にはバスコーク。キット付属の白色に加えて、透明バスコークを購入しました。見た目も気にならない。あれえ〜、右前窓の型押し部分が変だぞ。上の角にアールが付くはずなのに、下側にアールが付いている。きっとプレスの金型の天地が逆になっているのじゃないでしょうか。どうすることもできず、逆のままアクリル板を貼り付ける。まあ、ひさしを付ければ分からなくなってしまうわけで……。ただし、密着させるためには、ひさしの取付部分にヤスリで切り欠きを入れないといけません。高精度完全加工済みキットのご愛嬌というところでしょうかね。
 
 
 
 
 


 運転室の前板を取り付けるとこんな感じです。ボイラーの缶被の取付位置が適切だったのかどうかが、ここで問われます。いまさらズレていたとしても困りますけど……。まあ、大丈夫だったということで……。左右の水タンクも、ここで前板に固定します。もちろん、タンク内側の真鍮色は、先輩のご助言通りに黒塗装しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 次に、運転室の側板。上から、雨樋、側板、スライド窓の敷居支、窓仕切。出入口ドア部分には、補強用の金属板が残してあります。ニッパー等で切断するわけですが、この種の作業は一番最後にするのが無難。柱部分に強度がないので、引っかけたりすると簡単に曲がって変形します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 左右の窓は、木製の窓枠材を切り出して組み立てます。上から、8mmと6mmの窓枠材、すでに切り出した窓ガラス用アクリル板、敷居用の真鍮チャンネル。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 窓がうまくできるかどうかは、窓枠を正しく直角に組めるかどうかにかかっています。クランプを使ってスコヤを木の台に固定し、直角を確保。これに合わせて瞬間接着剤で窓枠を接着。木の台は、接着箇所が触れる部分を彫刻刀で掘り下げて、はみ出た接着剤が着かないようにしました。瞬間接着剤だけではまだ強度がないので、引き続きアクリル板を透明バスコークで密着。半日たてばしっかりします。
 
 
 
 
 
 
 


 スライド窓が左右3枚ずつ、出入口ドア用が左右1枚ずつ、計8枚の窓を作ります。出入口ドア用は、ドアの型押しに合わせて、角にアールを。地味ですが、作業は楽しい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 続いて、出入口ドアの組立。左から、すでにできあがった窓枠、ドアハンドルとその固定板、ドア本体、蝶番。蝶番は、ネジ止めするだけですが、ネジの頭がドアを閉めたときに柱に干渉します。説明書には「取付ねじの頭が柱の部分に当たる所をやすりで削ってください」とある。蝶番を取り付けてからヤスリ掛けすると、塗装を傷付けてしまうのは目に見えている。かといって、取付前にネジの頭を削るとドライバーが使えない。う〜ん、困った。頭が出ないネジ、そうそう皿ビスを使えばいいじゃない。しかし、1.4mm精密ビスの皿ビスなんてあるのでしょうか。探し回ったところ、ありました。これで完璧です。この皿ビスをキットに加えたらどうでしょう。初心者の評価がいっそう高まること請け合いです。
 
 
 


 ドアハンドルは、固定板を半田づけして取付。「左右にがたなく、また、軽く回るように」と言われても、素人には至難のワザ。しかもハンドルは湾曲していて安定しない。結局、手間を惜しまず、ハンドルの湾曲部分がピッタリ入り込む木型を作って固定しました。苦労の甲斐あって、ほぼ指示通りに、ガタもなく軽く回るハンドルとなりました。やったぜ。完成した左右のドアの表と裏。
 
 
 
 
 
 
 
 


 出入口ドア、スライド窓のほかに、雨樋、手すり、札挿し、などを取り付けて側板の完成。なんとなく鯛のかぶと煮を連想してしまいます。ん?(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 側板を、前板および床板に固定するとこんな感じ。3連のスライド窓の木枠がボディの黒色に映えて、かなりいい雰囲気。暖かみを感じさせます。窓とドアを開けてみました、いかがでしょう。