(左)シリンダーブロック。(右上)ピストン弁および蒸気室前蓋、弁心棒案内ほか。(中央)ピストンおよびクロスヘッド。(手前)シリンダー前蓋、シリンダー後蓋ほか。さすがにシリンダーブロックは重い。上皿天秤で計測すると、1950gと1920g。左右同じじゃないけど、いいのかな。なお、ゴミが入らないよう、上部の穴をガムテープでふさいでおく。
一方の弁心棒案内にダミーネジが入らない。もう一方はネジ山が輝いているが、こちらは黒いまま。どうやら塗装後のネジ切りが十分でないようだ。付属品にタップがあるのは、こういうときのためなのだろう。早速、タップを使ってネジ切りをする。
水や蒸気の漏れを防止ために、シリンダーの前後蓋などにシリコンパッキン剤を塗る。キットにはセメダイン(株)の商品名バスコークが入っている。一般には浴室・タイル目地の防水シール用だが、耐水、耐熱(200℃)、耐寒(-50℃)、耐候性というすぐれもの。組立説明書には「必要な所に必要な量だけ塗るようにしてください」とあるが、必要な量がどれくらいなのか分からない。とりあえず、内側にはみ出さないよう、できるだけ周辺寄りに塗ってみました。なお、はみ出たものはすぐ拭き取っておかないと、ゴム状に固まると厄介。
これまでで最大のピンチが到来。第2の試練。ピストン弁を組み立て、蒸気室にはめ込んでいるとき、4つあるリングの1つが折れてしまった。あちゃあ〜。やってもうたあ。予備はないし、どうしたらいいんだろう。ガクッ。
片側のピストン弁リングが1つ足りないものの、とりあえずシリンダーの組立を完了。ピストンを動かすと、下のドレン穴から空気が出る。なるほど、なるほど。
シリンダーを、左右それぞれ8本の3mmネジで主台枠に取り付ける。重くて支える手が辛い。合わせて、一部のシリンダー被なども。(上)排気口板。(中)シリンダー後被、シリンダー後蓋被。(下)排気室被、滑棒受。
シリンダーおよびシリンダー後被など、取付完了。
【ポイントD】 アフターサービス
ピストン弁リングが折れてしまった。新しいものがないことには、どうにもならない。OSの井上さんに電話で相談。「そんなことは日常茶飯事ですよ。郵送します」。何と、速達で翌日には部品が届いたのでした。合わせて、第3動輪のバネ受け棒のスプリングワッシャーも同封していただいた。「当方のチョンボもあります」とのこと。組立途中のフォローもしていただけるわけですね。早速ピストン弁リングを慎重に取付。ワッシャーは交換。なお、「この位のものは……」ということで、代金・送料はサービスでした。