〔機関車を階下へ移動〕
 
 

 まず、台枠の前後梁周辺のディテールを取り外す。出窓から降ろすためには、前後の梁を手で持つしかないのだ。組立中もそうしていた。万一のことを考えて、突起物も取り外す。しっかりと腰を入れて、えい、やあー。床の上で再びレールに乗せる。やはり重い。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 接続レールを介して運搬ケージへ進入。力はいらない。煙突が上側のイレクターパイプに干渉することもない。ちょっと心配だった。凹の箇所で動輪が浮くことはすでに確認済み。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 さらに進入すると、新たな事態が判明。ケージ端の凸の箇所で先輪と従台車が浮いてしまうのだ。凹で動輪が浮くのだから、逆の場合にこうなるのはむしろ当然。しかし、この場合の事態は深刻。先輪と従台車が機能しないということは、機関車の方向が定まらないということ、つまり、脱線しやすいのだ。まずいなあ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 もう1つの心配は連結器。機関車の連結器と車止めの連結器がうまく連結してくれるだろうか。こちらは大丈夫。車止めの連結器を再塗装したせいで、塗料の厚み分、きつい感じはするが、使っているうちにスムーズになるだろう。前後方向の安定性に問題はない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 左右の隙間に発泡スチロール板を挟み込む。やや遊びはあるが、30mm厚がほどよく収まる。傾けてみると、しっかり保持される。左右方向の安定性にも問題はなさそうだ。しかし、初日の作業はここまで。慎重を期して、階段降ろしの人海戦術は翌日に。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 十分睡眠をとり、体力と集中力を回復。いよいよ階段に挑戦だ。家族総がかり。一旦運搬ケージから機関車を出し、空のケージでリハーサル。旋回箇所での立ち位置が難しい。作業が長引いて疲れたときのことも考えて、ケージを水平に維持するためのつっかえ棒も準備。一段降ろすことさえできれば、あとはその繰り返し。さあ、本番。残念ながら、写真を撮る余裕はありません……。
 
 
 
 
 
 
 
 


 無事に終了して安堵の表情。ご協力いただいた家族の面々。下で支えていたのは私ですが、でも一人ではできない作業。家族の協力があって初めて成し遂げられたわけです。感謝。ここまで準備をすれば、作業自体は、そんなに大変という感じではありません。しかし、だからといって、もう一度2階へ運び上げようという気にはなりませんけどね。(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 


 1階のリビングで、再度ディテール等の取付。出窓の組立では、今回の移動のことも考えて、必ずしもすべての部品をしっかり取り付けていたわけではなかった。したがって、厳密にはこの日が本当の組立完了の日。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 ところで、1階には降ろしたものの、機関車はどこに置くのでしょう。妙案があるわけでもなく、とりあえず玄関のダンボール箱の跡地に仮置き。「せっかくダンボール箱がなくなって広くなったのに」という予期された苦情もなく、再び玄関の一角を占有することになったのでした。あは。