〔後水タンクの組立と取付〕
 
 

 後水タンクは、大きく3つのパーツに別れている。これを、ネジとバスコークを使って組み立てるわけです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 その前に、まず水タンクの底に配管用の継手を取り付けておく。もちろん、これらの取付にもバスコークは必須。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 パーツの接合部にバスコークをたっぷり塗り、ネジ止め。この段階で、上部の蓋も仮止めし、位置決めしておくのがポイント。半日位ほっておいてから、水漏れのチェック。底の継手部分の穴をガムテープでふさぎ、水を入れてみます。ちょっとドキドキの一瞬ですが、なんとなく大丈夫そう。バスコークの威力に敬服。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 運転室後方に水タンクを置き、手動ポンプを取り付ける。ポンプは、すでに組立済み。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 ボイラーの給水には、昇圧前に砂箱部分から直接給水するほかに、3つの系統があります。水タンク→手動ポンプ→ボイラー、水タンク→軸動ポンプ→ボイラー、水タンク→ドンキーポンプ→ボイラー。ここで、手動ポンプと軸動ポンプの系統の配管をします。軸動ポンプの方は、第2動輪の取付時にすでに一部配管済み。軸動ポンプは走行中常に稼働しているので、状況によっては給水過剰になることもあります。そこで、給水量の調整が必要になるのですが、それが饋還弁(きかんべん)。これを開閉することによって、過剰な給水を再び水タンクに戻します。水位計を見ながらこの饋還弁を操作することが、運転時の重要な仕事の1つです。
 
 
 
 


 ボイラーに給水するといっても、ボイラー内は高圧ですから、それを上回る圧力で給水することになります。それと共に、ボイラー内の高圧が逆流しない工夫も必要です。それが給水系統の逆止弁。ステンレス鋼球が動いてOリングに密着し、一方向にしか水が流れないよう弁の役目をします。シンプルな構造ながら、よく考えられているなあ。
 
 
 
 
 
 
 
 


 火室の下端にボイラー排水弁を取り付ける。これは、本来、運転終了後にボイラー内の水を抜くためのものですが、組立後、試運転の前のエアーテストでは、コンプレッサー等のエアーをこの排水弁から逆に送り込んで各種のテストをすることになっています。排水管の代わりに取り付けるエアーテストジョイントパイプまで付属していて、いやあ〜、至れり尽くせり、って感じです。