ちゃいるどフェスタ2008運転会

2008/10/25 山口・下関市
 
 
 
 
 昨年に続いて、私の勤務する下関市立大学で開催された「ちゃいるどフェスタ2008」で運転会を開催しました。今年はグラウンドでの企画が当方のミニSLだけなので、広いグラウンドを存分に利用することができます。直線部分が30mの小判型レイアウト。前回よりも周回がかなり長くなりました。私としては、長距離を連続運転するという機会がほとんどなく、饋還弁(きかんべん)の操作など、貴重な経験をしました。
 
 終盤近くになって、急に蒸気圧が下がり、通風を強めてもほとんど火力が上がらない状態になって、やむなく運客から離脱。原因がわからず、対応に苦慮していたところ、「煙管が詰まっていませんか」と先輩からアドバイス。煙管ブラシを入れると、確かに石炭殻で目詰まり状態。こんなになるまで走行したのは初めてでした。火室に石炭を山盛りに入れるとこうなるのですね。反省。
 
 連続運転ができたのは、今回も、学生の小林君が機関助手を務めてくれたお陰です。乗降場に戻って来るたびに、給水と石炭補給、それに注油まで。水タンクの水位を気にすることもなく、私は機関士に専念できました。もう4年生ですが、すでに鉄道関連の企業に就職が内定。来春からは1/1の鉄道にかかわることになるのですね。おめでとう!
 
 目下製作中のホキ800も試験走行。乗車姿勢、それによる各種バルブの操作性、座り心地などをチェック。ゲージを3.5インチにし、座面も従来より若干高くなったので、確かに左右方向が不安定です。線路が左右に傾いているところでは注意が必要。構造的な強度やブレーキの制動に問題はなく、まあ、合格でしょう。今後、ボディおよびディテールの作成に着手です。来年の運転会までには完成させたいですね。
 
 
まず測量から

 
線路の運搬

 
道床コンパネの配置

 
敷設完了

 
3.5インチで頑張ります

 
試験走行した製作中のホキ800

 
 
機関士昇格!