〔造園工事〕

 苦労して作ったレイアウトだけに、造園工事で影響を受けることだけは避けたい。そのためにできるだけの準備をしておきたい。地面を掘り下げる鋤取りも自分でやった。着工の連絡をいただいて線路を撤収【画像左】。線路のない方が作業がしやすいことは言うまでもない。雨水マスの工事もあるので、第二橋梁だけでなく奥まで線路を撤収。再敷設の際に向きと順番を間違えないように積み重ねておく【画像右】。

  

 玄関前のポイントと橋梁はそのまま残した。積み重ねてレベルを出した石板の道床は、鉛直方向には強いが、横方向のスライドにはまるで強度がない。簡単にズレてしまう。ポイントを置いたままの方がまだマシだ。打合せの際に、この点を強調して十分な養生をお願いした。

 着工の朝、資材を積んだトラックが到着。なんとクレーン付き。
 
 最初の作業は鋤取りで出た土嚢の搬出。クレーンを使って塀越しに。若い衆が人力でかつぐのかと予想していたが、そう来ましたか。玄関からはモノを出し入れしない方針。若い衆にも「線路は絶対踏むな」と親方の指示。打合せで強調したことが功を奏した。
 
 あっという間の土嚢の搬出に続いて、資材の搬入。同様にクレーンで塀越しに。
 
 道床ブロックも、それなりに役に立っている模様。
 
 黒玉石や植木の肥料などが持ち込まれた。
 
 排水対策は今回のメイン工事の1つ。さて、どうするのかな。排水管を敷設する溝を掘っています。小型の電動スコップ!
 
 この溝に排水管を敷設。
 
 すぐれものの排水管がこのあみ状のパイプ。下端部分は目が詰まっていて水が流れる仕組み。かなり固い。
 
 溝に合わせて埋め込んでいきます。
 
 あみ状のパイプには一定の大きさの隙間があるので、さらにキメの細かい不織布で包みます。砂や土が入り込まないように。
 
 細かい砂利をかぶせて埋め込みます。排水効果に期待が高まる。
 
 欠けた雨水マスも課題の1つ。排水管をマスに導くエルボの設置。
 
 欠けた箇所の補填、レンガの固定。
 
 根が入り込んだパイプの隙間も全部埋めてもらった。雨水マスの作業完了。
 
 植樹のためには、木を固定する横竹とそれを支える支柱が必要。
 
 等間隔にキンモクセイを植え込み、横竹に固定していきます。あれ、いつの間にか地面に黒玉石が……
 
 すでに一面に黒玉石が入れられていました。
 
 カーブの外側の隙間は、当初黒玉石を入れる予定はなかったものの、石が余りそうなので急遽追加で入れてもらった。やはりここにもほしいですよね。
 
 植樹の仕上げは地面のマルチング。表面にマルチング材を敷き詰めて養生する。
 
 枝を切りそろえて植樹の完成。業者さんたちが帰ってすぐ線路を戻したことは言うまでもありません。早速乗用台車で試運転。枝に当たるのを心配していましたが、問題ありません。
 
 これまで雨水マスの石は黒でしたが、色違いの白にしてみました。
 


庭園鉄道らしくなった!


見渡せるところは黒玉石