〔施工計画の策定〕

 レイアウト全体を大きく4つのブロックに分割して工事を進めたい。それぞれのブロックの課題を、以下、工事区間の図面とともに示しておきたい。 赤色太線がそれぞれの工事区間。

 全体にかかわる基本方針あるいは心積もり。プロの仕上がりは追求せず、もっぱら素人の手作りにこだわりたい。すでにあるもの、残り物を活用してできるだけ工費を抑えたい。工期は定めないが、とりあえず機関車が走れる箇所をまず完成させたい。工事の進展にともなって新たな課題が生じることも予想される。思うようにならない方が課題が多くて楽しめる。そして工事期間中一番大切なこと、「安全第一」ご安全に!


第一期工事区間

 玄関前のポイント設置と直線線路の延長。玄関前の踏段の段差を解消して新たに道床を確保しなければいけない。先般の踏石並べ替えの予行演習のおかげで砂地での作業はなんとかなりそうだが、ここは下が御影石。雨水のマスもあって変則的。全体の工事の中で一番の難関。しかも全体のレベルの基準と位置決めの基点。どうするかなあ。



第二期工事区間

 玄関から左手へ直線線路を延長。ここにも玄関前の段差があるが、鉄橋はどうだろう。砂地箇所は機関車のメンテナンス場。メンテナンス用の作業台を載せる脚立のために、道床には幅広の敷石を並べたい。ここまで完成すれば機関車の走行が可能になる。先端の転車台はまたあとで考えることにしよう。



第三期工事区間

 ポイントから引込線を延長。直線だけでなく曲線の線路もあり、道床作りが新たな課題。これが完成すればポイントの切り替えが楽しめるようになる。



第四期工事区間

 右奥へ曲線線路を延長。難関は雨水のマス。深さにもよるが短い第二鉄橋はどうだろう。水道の配管が隠れているので要注意。元々は線路が敷けないとあきらめていた箇所。ここまで延長できれば運転もいっそう楽しくなる。これで全工程が完了。竣工のお祝いはどうしようかな。うふふ。