造園業者さんにお願いしたのは2022年10月。スケジュールの都合もあり、作業着手は年明け早々とのこと。まあ急ぐわけでもないので言われるまま。雪が積ることもあるけど大丈夫かな、とちょっと心配。しかし、年が明けても連絡がない。辛抱できなくなって問い合わせると、「忘れてはいません」と社長さん。
1週間後、「打合せに伺います」。やっと動き始めた。工期は1月25日から27日までの3日間の予定。数日後、現場の担当者から連絡。「24日から作業を始めたい。とりあえずウワモノだけ」。根っこは残して枝葉を取りたい、ということらしい。いよいよ作業開始だ。
初日は「ウワモノ」を取り除くだけ。根っこのあるものは地面で切らず、幹が半分残してある。そのわけがやがてわかった。雪が降り始め、午前中で作業終了。 |
翌日は積雪で作業中止。私の心配が的中。現場の担当者もこれを予想して着工を前倒ししたようだ。 |
3日目。外出から戻るとミニショベルが狭い庭で活躍中。おおっ! |
家の前にはトラックが2台。ドラム缶を半分にしたようなバケットに土を入れ、庭からクレーンで搬出。もう1台のダンプカーに積み込む。予想以上の大掛かりな作業にビックリ。 |
この半円形のバケットは、ロックを外すと勝手に回転して中の土が出る仕組み。現場担当者からも造園業界のスグレモノと解説がありました。よく考えられているなあと私も感心。 |
このクレーンは、植木も吊り上げます。幹が半分残してあったのはそのためでした。なるほど。 |
3日目の作業終了。地面がおおかた平らになりました。ここで疑問。いったいこのミニショベルはどこから庭に入れたのでしょうか。不在だったのでわからない。 |
ミニショベルの疑問は翌日解決。クレーンのフックにミニショベルをつなぎます。 |
吊り上げて塀をクリアして庭の外へ。 |
トラックの荷台に仮置きして移動。再び吊り上げて次の庭に入れます。これを3回繰り返して3箇所の庭の作業をするわけです。これは大変だあ。 |
ミニショベルがいなくなった庭。 |
玄関左側、作業前の庭。 |
ウワモノを除いたところ。 |
土が搬出されて平らに。 |
狭い庭なので人海戦術かと思っていたが、ミニショベルの投入で機械力を遺憾なく発揮。しかし、意外な注意点もありました。以前、庭に池があったので、地面の下に水道の配管が潜んでいる可能性があります。ミニショベルの作業には細心の注意が必要。1箇所パイプに引っかかって漏水トラブルが発生しましたが、大事にはなりませんでした。地面の下は掘りたくないとのこと。何があるかわかりませんからね。
最後に真砂土を入れ、叩き固めて作業終了。3日間の予定が実際には1月24日から2月1日までの9日間。ただし、そのうち1日は雪で中断。もちろん土日は休業。さらに1日は研修日とかでお休み。したがって、作業日数は実質5日間。当初の予定より2日間延長。見積りのとき「追加はナシですよね」と念を押すと、社長さんいわく「その分も見積りに入っています」とのこと。こっちが気にするこでともないのかな。