さて、このスペースが整備場に使えるか確認する必要がある。機関車は重いので同じ全長のホキで代用。リフト台車で持ち上げて整備レールに載せてみます。
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L=1200mmのレールには問題なく載せられますが、やはり短いなあ。レール上を前後させる余裕がない。
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L=1500mmのレールに交換したところ、今度は踏み板からはみ出てしまう。う〜む。
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出入口前のコンクリートを欠き取って、踏み板をもう一対並べるしかないな。白線部分。コンクリートは厚みもありそう。
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タガネとゲンノウで地道にコンコン。直線に欠き取るのは難しい。
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ふう〜、こんな感じかな。耶馬溪の青の洞門(大分県)、私には無理ですね。(笑)
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次の難題。踏み板を敷く箇所に、先端にコードの付いた金属棒を発見【画像白丸】。どうやらエアコンのアース棒のようだ。アース棒の設置には資格がいるの?それなりの計器も必要かな。でも、専門業者を呼ぶわけにもいかず、自宅だし自己責任で。
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掘っても掘っても終わらない。結局1m近い長さでした。アース棒は長い!ヒィーッ。
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放置するわけにもいかず、元の位置から少しずれたところに移設。地中に雨樋の配管などがないことを確認。
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確保したスペースに踏み板を追加。隙間の角材がポイント。
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角材を外して追加工事完了。この溝が雨水の通路になります。線路を延長したいところですが、線路の端材次第かな。ここは転車台の建設予定地。
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L=1500mmの整備レールはこんな感じに。右手の脚立も踏み板の上に置けます。これですべて完了かと思いきや、さらにもう1つ難題が……
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ケージを持ち上げるリフト台車の前輪が踏み板から出てしまうことが判明。台車が安定しないので、この箇所にブロックを追加することに。
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しかし、ここはニワハンミョウの巣穴がある場所。さてどうしたものか。画像白丸の位置を2つのブロックの中心にするのが台車の位置として最適。おそらく地下の巣穴に影響があるでしょう。危害は加えない約束なので、思い切って鉄道建設の設計変更。ブロックをずらしました。この選択が踏み板の追加やコンクリートのはつりなどにも影響したわけです。
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リフト台車用のブロックが完成。ニワハンミョウと共生だ! これで第二期工事にかかわるすべての作業が終了。ふう〜っ。
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