〔車体の作成(その1)〕
最初に1.0mmの厚紙でボディを試作してみました。側板はアングルでベニア板の妻板に取り付けますが、今回の試作では虫ピン。(笑) この段階でもう難題が顕在化。前後両端の妻板の形状、大きさはどうやって決めたらいいのでしょう。この妻板は幅の狭い垂直面の側板部分の接合部も含め、1つの斜面で構成されています。
ポイントは展開図がどうなるのかということですが、これは三次元の幾何学の問題です。う〜む。前後両端の妻板は1つの平面ですから、その同一平面に属する周囲の辺は展開図では一直線になる、ということですかね。ふむ。ま、実際にやってみましょう。厚紙ですから作り直しても構いません。
両端の妻板の斜面ができるように、実際に厚紙を組み立ててその形状と大きさの様子を見ました。要領が分かると、あとは緻密な計算をして大きさを決定。両端の妻板は斜面ですから、内側のベニア板の妻板とはその斜面分だけ大きくなります。うむ? 文字で説明するのは厄介ですね。
その後、側板と両端の妻板の図面を作成。もちろんCADではなくて、人間味あふれる手書き。(笑) 最長箇所が622mm。ネットで調べた結果、既製品の真鍮板では長さ600mmの次は長さ1200mm。側板をツギハギではなく一枚板にするためには1200mmが必要というわけです。しかし、1200mmから622mmを切り出すとなれば、これはかなり大変な作業。困ったなあ。
「カットサービス」の文字が目に付きました。購入時に希望サイズにカットしていただけるサービス。もしこれをお願いできれば、切り出し作業は楽になります。しかし、切断公差はどの程度なのでしょうか。それによっては大きめにお願いしないといけないかもしれません。問い合わせの結果、「±0.2mm」とのこと。おっ、これは申し分ありません。ということで、真鍮板を株式会社小口シャーリングに発注。もちろんカットも。

数日後に宅急便で届いたのがこれ。【画像左】 梱包のサイズはH×L=400mm×650mm。しっかりしています。中をあけるとこんな具合。【画像右】 真鍮板の表面には裏表ともブルーの防護フィルム。計測したところ、カットサイズに問題はありません。高精度です。 ところで、1200mmのままで発注していたら、いったいどんな梱包で送られて来たのでしょうかね。
365mm×1200mmの真鍮板の他に、もう1枚365mm×600mmをお願いしました。これはカットせずにそのまま。それからもう1つ。真鍮Lアングル。こちらはこれまでもお世話になっている山洞金物店。1.5mm×10mm×10mm。ただし、これまでのような切り売りはなく、定尺5mでの購入。どうやって送るのかと思いましたが、900mm×5本+残材、ということになりました。これで当分Lアングルの心配をしなくて済みそうです。
真鍮板を入手
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