最初にケガキ。両端の一部を残して高さを切り詰め、4枚の妻板がはまる部分を切り欠きます。真鍮板は146mm×622mmの大きさにカット済み。このサイズを糸のこで切り出すことを考えると気が遠くなりますよね。
この大きさの真鍮板は、そのままでは糸のこやヤスリをかけることができません。もちろんバイスは不可。う〜む。アルミLアングルを利用して大きめのベニヤ板に真鍮板を固定しました。加工のためのジグ作りが加工作業のポイントです。ジグ作りに知恵と工夫と手間を惜しんではいけません。
600mm近くもの真鍮板を糸のこで引くのは大変です。しかも両端に突出部があります。ふところの異なる弓を使い分けて四苦八苦。一気にはいきませんから少しずつ切り取って……。デコボコでも構いません。ヤスリで仕上げます。
糸のこのデコボコをヤスリ仕上げ。真鍮板を取り付けたベニア板を、机の引き出しに立て掛けて固定。長い直線仕上げは至難の業です。スケールをあてがって隙間を確認。要するにどのレベルで妥協するかですね。
妻板部分の切り欠き。最初はケガキ通りに切り欠いて、あとで現物合わせ。ピッタリはまり込むように微調整。
最後に両端を斜めにカット。先端が細くて強度がないので最後にします。ここはかなり余裕をもって大きめに。組立後に現物合わせで仕上げます。真鍮板を妻板に仮止めする虫ピン穴も。これは取付後ハンダで埋めます。(つづく)