〔車体の作成(その7)〕
 
 
 
 新たな工具の導入。何をいまさらの声もありそうですが、ボール盤専用のピンバイスです。これまで手回しのピンバイスをボール盤のチャックにくわえて代用していましたが、締め付けすぎてネジ山がダメになってしまいました。探したところ、ちゃんと専用のピンバイスがありました。あは。
 
 ボール盤では、1.6mm以下のドリルは装着できませんが、これがあれば大丈夫。0.1mmまでOK。締め込み用の丸棒も付属し、これを先端の穴に差し込んで増し締めするわけです。手で締めただけではどうしてもドリルがスリップしてしまいます。強い見方の登場。
 

 側板には、1.0mm厚×6.5mm×6.5mmのアングルを取り付けたいのですが、既製品にそんなものはありません。そこで、1.0mm厚×9.0mm×9.0mmの既製品のアルミLアングルを加工して利用します。最初に前後の妻アングルの間にはまるように全長を決め、両端をネジ止めします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 今回導入したピンバイスを使って、アングルに一定間隔でネジ止め位置の穴開け。1.4mm。アングルを側板に取り付け、本体を逆さにして密着させて側板に移し開け。これには従来のピンバイス。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 アングル側にタップを立てて、内側から1.7mmのなべネジで取付。【画像白丸部分】 実車のホキは溶接による組立が中心なので、ネジの頭が外に出ないようにします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 さて、こうしておいてアングル本体の加工。9.0mm×9.0mmから6.5×6.5mmをヤスリで削り出しますが、そのための工夫の材料がこれ。左から、3.0mm厚×25mm×25mmのLアングル、2.0mm厚のフラットバー、幅が5.5mmのチャンネル、そしてヤスリがけする9.0mm×9.0mmのLアングル。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 これらをこんな具合に組み合わせて25mmLアングルをネジで固定。チャンネルをガイドにして右端のLアングルにヤスリをかければ、6.5mm×6.5mmのLアングルができるというわけです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 全長600mm余りを全体で4回。時間と手間のかかる作業です。スケールを当てて直線具合を確認。右のLアングルが元のアングル。これで側板のアングルは完成。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 続いて、まだ加工していなかった妻アングルの両端の仕上げ。側板アングルに従って長さを決めます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 さらに、妻アングルと側板アングルの突合せ部分を斜めにカットします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 ヤスリ仕上げした妻アングル。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 妻アングルを取り付けると突き合わせ部分はこんな感じ。側板チャンネルの端には下側に側柱が付きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 取り付けられた側板アングル。何か色調が変ですね。ご容赦ください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 下から見上げるとこんな感じ。目下、取付ネジは長さがまちまちで突き出ていますが、これは後でカットします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 側板にアングルが付きました。