〔運搬ケージの作成(その3)〕
 
ステップを固定具に
 
 
 鉛直方向を固定するためには、座板の上下動を抑えればいいと考えました。そのこともあって、前回、座板の固定をそれなりに考えました。メタルジョイントを使って座板の上下動を抑えるにして、メタルジョイントと座板の間隔が開きすぎです。この間に凸形のステップを入れたらどうでしょう。間隔の調整のためにメタルジョイントを若干カットする必要がありますが、なんとかなりそうです。
 
 メタルジョイントで固定するためには、ステップ側にイレクターパイプに相当する円柱が必要です。イレクターパイプの外径は28mm。つまり、直径28mmで適当な高さの円柱をステップの中央に固定し、これにメタルジョイントを脱着するというわけです。しかし、この円柱探しに四苦八苦。注文すれば28mm丸棒も入手できますが、まさか尺ものを購入するわけにはいきません。切り売りも安くありません。う〜む。
 
 

 直径30mm×20mmのアルミ丸棒。広島の東急ハンズで見つけました。残念ながら28mmではありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 28mmがなければ、30mmから28mmを削り出しましょう。中心を求めて28mmの円を描きます。しかし、そのままヤスリを掛けてもうまくいきません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 丸棒の中心に穴をあけますが、その前に、そのためのジグを用意しました。木片を2つ合わせてホールソーで穴をあけ、この穴に丸棒を挟んでバイスに固定。こうして中心にドリル穴。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 中心の穴に長めのボルトを通してナットで固定。これをボール盤にチャックして旋回させ、ヤスリで切削。これなら比較的きれいに仕上がります。ボール盤の旋盤ですね。(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 30mmのままでは入らなかったメタルジョイントに、ピッタリはまります。しかし、まだ長すぎます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 現物合わせで長さを採寸して余分を切り落とします。外径が小さくなったので、上のジグは使えません。穴の小さいジグをもう1つ作成。バイスに挟んで金切ノコでカット。もう一度ボール盤にチャックして旋回させ、切断面をヤスリできれいに仕上げます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 最後に、皿ネジ用の皿もみ。12.0mm。上部の角を若干面取り。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 既製のアルミ丸棒から削り出した円柱。ほお〜っ、美しいなあ。この形と輝きを経験すると、金属加工の虜になりますね。奥さまに見せて感動を共有。(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 ステップにM6.0mmのタップ。太いタップは初体験。力が要りますね。左右の足置き部分に座板への取付穴も。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 丸棒を取り付けたステップを、さらに座板に取付。もちろん、取付前にケージの中で仮置きして現物合わせ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 メタルジョイントを使ってケージのイレクターパイプに取り付けたところ。メタルジョイントの長さを切り詰めました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 鉛直方向の固定はこんな感じ。押さえつけているわけではありませんが、しっかり安定しています。少々傾けても大丈夫。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これで運搬可能!