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交換のポイントは2つ。1つ目はバッテリーのサイズ。バッテリー設置箇所の床に木枠がありますので、サイズか違うと木枠を修正しなければいけません。デザイン上は新品の方がややスリムな印象。でも実際の大きさはほとんど変わりなさそう。ちなみに従来品の重さは30kg、新品は24kg。いずれにしても重い。
スリムに見えて大きさが変わらないのは下端の突起のため。むしろこの部分だけみれば従来品より微妙に大きい。もうちょっとのところで木枠にはまりません。しかし、その差は数ミリ。う~む。床のネジ穴のことを考えると、数ミリ単位で木枠を移動するのは困難。木枠を削るかな……。
乱暴とは思いつつ、バッテリー側をヤスリで削りました。ほんの数ミリ。バリを削り取る感じ。強度には関係ありません。これで木枠にピッタリ。
2つ目のポイントは端子。これは従来品。上からボルトをねじ込むタイプ。
こちらは新品。複数接続ができるように工夫されています。メインの太い端子に加えて蝶ネジ付きの端子も。もちろん蝶ネジで十分。マイナス側の接続は、ハイ、この通り。
しかし、プラス側はそうはいきません。残念なことに、ケーブルの金具の穴が小さくて入りません。う~む。金具を取り替えるかな……。
これもまた乱暴とは思いつつ、リーマーを使って金具の穴を拡幅。で、ハイ、この通り。
端子のキャップは、おそらく保管時の保護のためでしょう。そのままではケーブルを接続できませんから。でもせっかくですから、端子のカバーにしましょう。切り欠きを作れば立派なカバーとして使えます。
左上に「2006 11 26」の日付テープを貼り、バンドで固定して交換作業は完了。この間、ほんの数時間。予想に反して手間要らず。100Vの接続および12V電源スイッチを入れて様子をチェック。目に見えて何かがよくなったわけではありませんが、安心感を手に入れました。
バッテリーは粗大ゴミ。容量や重さの規定はなく、処理手数料1000円。いまさら大きいから……、って言われてもね。長い間ご苦労さまでした。