〔ブレーキ装置の取付(その4)〕
 
 
 
 外見上はほとんど目に付かない床下のブレーキ装置。ダミーとはいえ、しっかり作り込みたいものです。実車の写真を参考にしながら、鉄道史資料保存会編『国鉄貨車明細図集』の図面に基づいてブレーキ装置の仕組みや必要パーツをしっかり理解しましょう。
 
 左右の制輪子はブレーキ梁の両端に取り付けられ、そのブレーキ梁の中央にフォークエンドのブレーキ棒。縦方向には2枚合わせのブレーキテコがあり、フォークエンドのブレーキ棒とブーメラン型のブレーキ棒が取り付けられています。まずはブレーキ梁から。
 

 上の『明細図集』から12分の1のスケールで形状と大きさを決め、1.0mm真鍮板にけがき。真鍮板はこれまでの工作の残り物。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 切り出してヤスリがけ。制輪子用の軸を取り付けるための切り込みを両端に。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 制輪子用の軸には3.0mm真鍮パイプを使用することにしました。これをハンダ付けします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 ブレーキ梁の下に1.0mmのアルミ板を入れ、左右の切り込みに3.0mm真鍮パイプを入れると、計算上はパイプの中心がブレーキ梁の厚みのちょうど真ん中になるはずです。小物のハンダ付けは楽しいですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 長めにしておいたパイプを所定の長さにカットして、その内側にタップを立てます。パイプのタップ立てはくるくる回って難しいですが、今回は平板付きなので大丈夫。内径2.0mmですからM2.3mmのタップがピッタリ。つまり、制輪子をM2.3mmのボルトで固定しようというわけです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 できあがったブレーキ梁。制輪子と制輪子吊を取り付けて実際に車輪にあて、左右の長さをヤスリで微調整します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 4つそろったブレーキ梁。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
仮組み