標識灯の光源はデッキ側と同じ発光ダイオードの赤色。プラスチック製赤レンズの出来がイマイチ。形状にバラつきがあって、台座にピッタリはめ込むのに苦労します。
まず、バスコークで台座を接着。はみ出たバスコークが塗面に付着すると厄介です。被害が拡大しないように慎重に。
台座が接着する間に発光ダイオードの準備。左右の標識灯の間隔に合わせてリード線をカットし、プラス側とマイナス側をそれぞれ1本に統合。さらに収縮チューブに入れてスッキリ。
荷物室の内側から発光ダイオードを台座に取付。リード線の中央部分を電線管押えで固定。室内にのぞいた解放テコ受けの取付ネジを利用しました。【画像白丸】
台座が接着できたところで、赤レンズの取付。これで、標識灯の取付完了。気になっていた妻板の穴がやっとふさがりました。
さて、その他の配線も。デッキ標識灯の配線は車掌室の側板上部を通っています。室内にのぞいた雨樋の取付ネジを利用して電線管押えを固定。利用できるものは上手く利用しましょう。
車掌室の天井梁はまだ取り付けていませんが、天井灯の配線だけは済ませておきます。仕切板の穴から電線管を取り出してここにも電線管押え。仕切板にタップを立ててネジ止め。
荷物室の内側上部には、デッキ標識灯の電線管と車掌室天井灯の電線管が2本。この箇所は、補強アングルに小穴を開けて2本いっしょに針金で固定。
2本の電線管は妻板部分で側板の上部から床へ。ここは戸袋を固定しているネジを利用。2つの電線管押えをいっしょに固定。電線管はここまで。電線管にリード線をハンダ付けして電線2本の本来の姿に。
リード線をハンダ付けした電線管。このあと収縮チューブを被せて絶縁します。
荷物室の端に、デッキ標識灯、荷物室標識灯、車掌室天井灯のコードが集まりました。あとはここに電源とスイッチを設置すれば電気系統が完成です。さらにつづく。