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塗装コーナーの作成 2005/07/01-07/06 ワフ製作の次のステップは、何と言っても塗装。しかし、金属加工以上に知識も技術もありません。塗装することがあっても、適当にスプレーを吹いていたにすぎません。せっかくですから勉強しましょう。教科書を買いました。こちら。 自宅裏庭を塗装作業場にしますが、塗料飛沫の飛び散りが気になります。ご近所への迷惑も考えて、区画された塗装コーナーを作ることにしました。およそ90cm×90cm×90cm。常設ではなく、仮設で持ち運び可能。ただし、使わないときにどこに片付けるか、これが難題。玄関に置いたら、奥さまと娘たちに叱られました。(涙) |
票挿の取付(その1) 2005/12/16-12/30 続くディテールは票挿。実物では、側板や引戸にいくつかのタイプが取り付けられていますが、中には極小タイプのものもあり、工作可能な2つのタイプだけを取り付けることにしました。 手間を省くために、できるだけ既製品を活用しましょう。そこで、一方のタイプにはOSのC11用を流用。あえてネジ止めにしてM1.2mmハンドタップに初挑戦。課題は票挿側のネジ穴。細かい加工には照明付き拡大鏡が大活躍。老眼対策にも有効です。(笑) |
ボックスドライバーの作成 2006/02/17 引戸錠の工作で精根尽きた感じ。前回の荷物室入口踏段も、完成度にイマイチ満足がいかないまま。しばらくは鋭気の回復を待ちつつ、ここでちょっとオマケの工作。 妻板を組み立てた後、デッキ腰板の裏板の脱着ができなくなっていました。ボックスドライバーが長すぎてデッキの間に入りません。短くカットするという大胆な荒技もありますが、大切な工具ですから躊躇します。それならと自作に挑戦。機能的には十分使えます。でも、見た目は不格好、仕上がりもイマイチ。鋭気回復の突破口とはなりません。う〜ん、完成間際になってスランプかなあ。 |
勉強部屋が専用の工作室に 2006/04/02 受験生を抱える親の微妙な気苦労は筆舌に尽くせないものがあります。受験勉強のスキをねらって、不在の折にお嬢さまの部屋で地道に工作を継続。そのお嬢さまが、この4月から晴れて大学生、しかも寮生活。ということは……。 勉強部屋が一転、専用の工作室に。ウフフ。もちろんそのために受験勉強の応援をしていたわけではありませんが、因果必然の成り行きで、結果的にこうなるわけです。でも、長期休暇には是非帰省してくださいね。切粉をきれいに掃除してお待ちしていますから。 |
運搬ケージ 2006/04/29 新年度とともに多忙な毎日。やっと工作室を独占できたというのに、とても工作どころではありません。月末になって、多少平穏を取り戻し、ワフをお披露目する機会がありました。(→こちら) 運搬中のトラブルを考えると、やはり運搬ケージが必要でしょう。とりあえずC11用を流用。連結器で固定し、両サイドの隙間には、C11で使わなくなった発泡スチロール板。これで難なく現地へ。積み込みも一人でOK。でも、大きな問題が……。C11と同時には運搬できません。あたりまえ。(^^; 専用の運搬ゲージが必要だなあ。 |
運転会で試験走行 2006/09/10 久々に運転会に参加。主催は北九州市門司港の九州鉄道記念館。未塗装ながらワフを持参して試験走行。機関車があるので運搬ケージが使えません。やむなく屋根を下に逆さにしてリヤシートで運搬。ま、関門海峡を挟んだだけのご近所ですからね。 この日のために乗用台車の連結器を交換していました。実車通りの二段リンクが衆人の注目の的。おっ、こんなに注目されると、次回の運転会までに塗装も仕上げないといけないなあ……。わっ、「よい子のみんな、ワフには乗らないでね」。 |
床板の塗装と組立(その1) 2006/09/30-10/09 塗装のポイント。(1)塗料にはいくつかのタイプがあり、まずそれらの特性を理解することが基本。(2)完成度の高い仕上げには適切な下地処理が必須。下地の処理ですべてが決まるとも言われます。(3)金属加工にジグの工夫があるように、塗装する部品の支持にも工夫が必要。 失敗しながら、試行錯誤を続けましょう。まずは床板関連の部品の塗装から。 |
ボディの組立 2006/11/12-11/15 計算間違いの精神的ダメージを乗り越えてボディの組立に着手。すでに組立済みの床板に乗せてネジ止めするだけ。しかし、塗装が絡むとちょっとした工夫も必要。 エナメル塗装は、その色合いのよさとは裏腹に塗面が弱いですね。組立中にパーツが当たっただけで簡単に傷がつきます。同一塗料での補修が欠かせません。 |
ディテールの塗装と取付(その2) 2006/12/06-12/15 解放テコの塗装の妙案が思い浮かばないまま時間が経過。こうなるともう実際にやってみて、生じた問題の具体的対策を考えるしかありません。いろんな事態が予想されますが、失敗承知で塗装に挑戦。 解放テコは何とかなりました。案ずるより産むが易し。しかし、引戸錠はどうしましょうか。試験走行で、振動によって簡単に外れることが判明。加工時の心配が現実のものに。ロック機構が必要です。思案の末、こちらはシンプルに問題解決。これで、10月以来の塗装作業がすべて完了。ふ〜う。 |
走り装置の塗装と組立 2007/02/10-20/17 最後の組立は走り装置。二段リンクの各種パーツや板バネ、軸箱などは、昨年10月以降すでに塗装済。今回、電源装置の加工と平行して車輪を再塗装。ワフキットで最初に組み立てた車輪には、サビが出ていました。 昨年9月の分解以来、5ヶ月ぶりにワフが再びレール上に戻りました。仕上げに端梁のブレーキ管。 |
ディテールと塗装の完了! 2007/02/18 キットの到着は2003年3月。丸4年近くかかり、ディテールと塗装も含めてキットが完成。さあ、お祝いの記念撮影です。ウェブページの画像では物足りない方、運転会でじっくりご覧くださいませ。(笑) 長らくご愛読いただきありがとうございました。「ワフ製作記」「続・ワフ製作記」もついに完結……。と思わせて、実はそうはいきません。床下や室内がまだ手つかずです。続きは、「続・続・ワフ29500製作記」へ。 |