組立の段階から気になっていたのが、この蒸気溜。機関車の最上部にあり、左右の揺れを防ぐには絶好の位置。しかも外径が38mmもあってボイラーに直接しっかり固定されているので、強度的にも信頼できそう。カバーもネジ1本で脱着。これが利用できないかなあ。
こんなものを作ってみました。中央に蒸気溜がすっぽり入る穴をあけた30mm厚の木の板。その両端にイレクターの板取付(J-46)を取り付けてパイプを固定。このパイプをメタルジョイント(HJ-1)でケージのパイプに脱着するわけです。
最大の問題は、厚さが30mmもある木の板に、どうやって38mmの丸穴をあけるかという点。最寄りのお店を物色したところ、木工用のホールソーなるものを発見。要するに、鋸の刃が円弧になっているわけです。ボール盤に取り付けると、面白いように大きな丸穴があきます。
丸穴に蒸気溜を入れ、メタルジョイントでケージ中央のパイプに固定します。機関車前部の連結器をケージの連結器と連結し前後方向を固定した状態では、蒸気溜がパイプの中心から離れているので、実測して穴位置を決定。上から見るとこんな感じ。
正面からみるとこんな感じ。わずかな遊びはありますが、左右方向の安定はこれでバッチリ。メタルジョイントが強力なので、もちろん前後方向にも有効です。ただし、これまでの経験では、連結器による前後方向の固定には充分な信頼性があります。最後は車止めに使用したアルミ角パイプの強度次第でしょう。また、丸穴に蓋をするなど、もう一工夫すれば、上下方向の安定も期待できそうです。これで、法隆寺レイアウトまで安心して運搬できるかな……。