〔滑棒の修理〕
 
矢印のキャップスクリュー
 
 
 ボイラー検査の際に脱落が見つかったのはC-M2.6×10のキャップスクリュー。その後、C11の部品表を引っ張り出して、このネジの使用箇所を探索。それらしいところを数箇所見つけて機関車の該当箇所を調べましたが、確認できません。ホキお披露目運転会でしっかり走行した後の片付け中、左の滑棒のガタツキを発見。仔細に観察すると、後方の取付ネジが2本ともなくなっていました。ヒイ〜ッ。
 
 
 
 
 滑棒は前方のネジ1本で辛うじてとまっているだけ。しかもこちらもゆるみ気味。もし走行中に外れていたらどうなっていたのでしょう。考えるとゾッとしますね。組立の記録を見ると、ここは「第4の試練」の箇所。かなり苦労したことが分かります。クロスヘッドがスムーズに動くようにネジの締め具合を微妙に加減した記憶があります。要はネジ締めが十分でなかったということですね。
 
 運良く組立時のキャップスクリューがまだ残っていました。これを使って滑棒をしっかり固定。いまではしっかり締めても大丈夫。クロスヘッドはスムーズに動きます。この機会に右側の滑棒もチェック。左側と違ってガタツキはありませんが、増し締めしておきましょう。おっ。指先がすべって六角レンチが落下。ん?下に落ちてきません。あれれ、どこにいったんだあ?
 
 

 主連棒と加減リンクの位置を工夫して作業スペースを確保しながら下からネジを取付。組立時のように遠慮せず、しっかり締め付けます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 下から見上げるとこんな具合。白丸部分の2つのネジが復活。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 前方の滑棒受部分のネジも増し締め。スペースが限られ作業が難航。レンチを立て向きにして作業。右側の滑棒は、ドンキーポンプがあってさらに困難。おっ、と思った瞬間レンチが落下。しかし、下に落ちてこないところを見るとシリンダーブロックの間に引っ掛かっている模様。面倒なことになったなあ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 先台車心向棒を下からのぞく。それらしいものは見当たりません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 心向棒支の平板を取り外すと、ありました、六角レンチが引っ掛かっています。【画像白丸】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 無事に回収された六角レンチ。【教訓】ネジは緩む。実車と同様、点検と増し締めが大切。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
滑棒復活!