〔雨水マスの加工〕

整地直後

 雨水マスの内部がどうなっているか気になっていたが、問題なし。定年退職後の清掃作業について、是非こちらの「雨水マスの清掃記録」をご覧いただきたい。読み応えあります!その後の業者さんによる整地の結果、この箇所はスッキリ【上画像】。しかし、普段はそうでもないものの、大雨だと庭に水が溜まってしまう。地面の雨水はこのマスから排水するしかない。上に載せられたコンクリートの平板(400×400×45)、これを浮かせて隙間を作った。ただ、これが重い。15Kgもある【画像左】。

  

 庭の排水問題は当面これで解決したが、庭園鉄道の建設で問題が再燃。この平板はすでに邪魔者になっているので撤去するにしても、その後の雨水マスをどうするか。蓋の位置は平板の厚み分地面から低くなっている【画像右】。そのままだと土砂が流れ込んでしまう。庭園鉄道でもあり、ここはカッコよく施工したい。

 周囲をレンガで囲って地面との高低差を解消する。地面の排水を想定してレンガ相互の隙間は大きめに。画像の上辺と右辺はマスのふちに載せる。左辺と下辺は地面。しかし、そのままだと倒れてしまうなあ……。
 
 接着剤で固定しよう。上辺と右辺はマスに接着。左辺と下辺には接着用のレンガを設置。厚みが半分のレンガがあったので、それを活用。マスのふちとツライチにするのは道床ブロックの経験が生きる!
 
 問題は接着剤。安直にバスコークともいかず、お店で店員さんに相談。コンクリートブロックとレンガの専用を入手。いずれも多孔質なので専用がお勧めと。1kgの大容量でした。スケールは150mm。
 
 レンガを接着。上辺と右辺は接着面が小さいので重石。24時間で硬化。あれ、エアダスターが見えますね。
 
 排水効果を上げたいので、こんな細工も。10×10アルミ角パイプを蓋の収まる内側の4辺に取り付け。漏斗状なので、蓋が持ち上がると周囲の隙間が大きくなる。
 
 こんな具合。水量が多いとき、少しでも多く流れ込んでほしい。
 
 隙間が大きくなると土砂の流入も増える。それを防ぐためにネットを敷きます。平板の下に敷いてあったものを再利用。最終的にはこの上に玉石を入れる予定。
 
 細工をもう1つ。地面の雨水が大量に流れ込む箇所は法面が崩れがち。こんなものを取り付けてみました、プラスチック製の小物入れの引出しを前後カットしてアングル状に。雨水マスのこの箇所はすでに欠き取ってあり、うちの親も庭の排水に苦労していた模様。
 
 はたしてどれだけ効果があるかは今後の様子次第。庭の排水問題は、第三期工事の側線敷設が済んだ段階で抜本的な対策を行うつもり。
 
 最後の小細工。マスのふちとレンガの隙間をバスコークで埋めました。雨水はマスに流れ込んでほしい!
 



これからどうする?