植樹後、平等に水やりの世話をしてきたつもりだが、早々に1本に異変。緑だった葉が黄色になってきた。ご近所の方から「枯れましたね」とご心配いただいた【画像左】。今年の冬は雪がよく積もったので、そのせいかもしれない。「個体差があります」と業者さん。言われるままに気長に様子を見ていると、もう1本も【画像右】。怪しそうなのがさらにもう1本ある。
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植え替えは秋まで待つのかなと思っていたら、連絡があった。「月曜日に行きます」。下見に来ていたようだ。「3本ですよね」「2本です。もう1本は大丈夫でしょう」。プロの見立てですからそうなんでしょう。月曜日はすぐだ。しかも今回は初対面の方が来るらしい。急遽レイアウトの養生をすることにした。
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ポイントから本線カーブまでの線路を撤去【画像左】。最初の工事ではポイントを残したが、今回は塗装中なのでポイントはない。そうなると不安定な平板の道床が気になる。踏まないでくださいと口頭でお願いしても万一のこともある。そこでこんな対策。当該箇所に「踏むな」の段ボール【画像右】。
作業は9時すぎからと聞いていたが、到着は8時半。気合いが入ってるなあ。中堅のお兄さんが1人だけ。それなりの引継ぎ情報があったらしい。トラックには新しいキンモクセイが2本。
前回は庭造りもあったので注意散漫だった。今回は植木作業をよく見学できる。枯れ木の除去は上方から少しづつカット。いきなり根元を切るわけではありません。
最後のカットも根元ではなく、一定の長さを残す【白丸部分】。これが持ち手になるわけだ。この方法は最初の整地工事でなるほどなあと感心した。
根を掘り出した跡が植え込み用の穴。地面のマルチング材はあらかじめ横に寄せておく。
枝振りを確認しながら位置決め。
根っこはこんな感じ。
ヒタヒタになるまでたっぷりの水やり。ちなみにこのジョロは我が家のジョロ。現地調達ですね。(笑)
マルチング材を戻して植え替え完了。緑が若々しい。
もう1本も同様に作業して植え替え終了。あっという間の作業でした。2時間ぐらいだったかな。今回の植え替えは補償につき費用負担なし。
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濃い緑の間に淡い緑
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枯れ木はなくなったが……
初夏のような気温と好天でグングン新芽を伸ばす仲間たち【画像左】。これに比べると、素人目には根付いてないように見える3本目。しかし、よお〜く観察すると新芽の息吹がないわけでもない。枝の先端にそれらしい兆候もある【画像右】。生きているかどうか、職人さんは見た感じでわかるそうだ。「梅雨明けまでもたなかったら植え替えます」。
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植樹したものが全部根付くとは限らない。個体差もあるだろうが、一番大きいのは天候の影響だろう。不確定要素の絡む植樹には賭けの側面もあるのだろう。そのための安全率も加算されている?新たに植えたキンモクセイには是非根付いてほしい。元気のないまま残されたキンモクセイの行く末はどうなるのでしょう?職人さんの見立てと自然の生命力に期待したい。
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