当初機関車のケージを高くする脚の形状に思案をめぐらせていたが、両端に壁があってバランスが悪い。脚の材料はイレクターか、木材か。なかなか閃きが来ないなあ。多くの場合、ハッとアイデアが閃くものだが……。そういうときは前提に遡って考え直す。持ち上げるものはケージなのか。その高さまでどうやって持ち上げるのか。
![]()
ケージを載せた床板もいっしょに持ち上げるのはどうだろう。床板の下に台車を入れてリフトアップすれば機関車が持ち上がる。左右のキャスターの位置がシンメトリーじゃなくてカッコ悪いが、まあ、台車を入れてみよう……。う〜ん、台車が入らない【上画像】。それなら床板を台車の高さまで持ち上げればいい。その差は25mm。
![]()
![]()
ジャンクから厚さ25mmの角材を探し出して、左右のキャスターの下に入れてみた【上画像】。ここは力技で床板を持ち上げる。これでどうだ!?
床板の下面と台車の上面がほぼいっしょ。
押し込めば抵抗もなく台車が床板の下に入り込む。これでよし!
台車をリフトアップすれば床板とともにケージが上がっていく。あとは目線の位置に調整するだけでいい……。ん? 台車のハンドルが邪魔だなあ。
心配御無用。反対側から台車を入れると済む話です。機関車の向きや台車を入れる方向によって機関車の公式側、非公式側は自由自在。これでメンテナンスがしやすくなった!
![]()
どんなメンテナンス?(→こちら)
![]()