〔ブレーキレバーの取付(その3)〕
 
ツマミが側柱に干渉
 
 
 小川精機のブレーキレバーには球形のツマミが付いています。純正の乗用台車はそれでいいのですが、ホキの場合、側柱がデッキの車幅より外に出ているので、このツマミが側柱に当たってしまいます。小さいツマミを自作して取り替えましょう。たまたま18φ×34mmの真鍮丸棒が手元にあります。ワフの車軸発電機で使った残り。
 
 この真鍮丸棒をそのままツマミ代わりにすれば、干渉を防ぐことができます。長さもバランス的にいい感じ。しかし、磨いた真鍮はいずれ黒づんでしまいますよね。塗装しても、手で触れるところですから、これもまたいずれ塗装がはがれてしまいます。う〜む。アルミの方がまだましかな。そう考えてアルミ丸棒から同じ形状のツマミを自作することに。
 
 

 素材は18φアルミ丸棒。しかし、尺物で購入するわけにはいきません。切り売りを探しましたが見つかりません。実家に戻ったついでに東急ハンズ広島店で18φ×100mmアルミ丸棒を発見。これだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 丸棒の加工は、まず固定用のジグ作りから。5.0mm板を挟んで2つの角材を固定し、その中央に20mmのショートビットで丸穴。本当は18mmのショートビットがいいのでしょうが、手元にありませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 アルミ丸棒を所定の長さにカットするために、上のジグでくわえてバイスに固定。木製のジグですから締め付けると丸棒に密着します。糸のこでカット。この切断面をきれいに仕上げるのがポイント。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 もともとのフラットな断面の中心に丸穴をあけます。ブレーキレバーの軸は8.0mm。タップの下穴M6.8mm。貫通しない途中までの止め穴なので、ドリルにテープを巻いて止める位置を確認。小さいドリル穴から次第に大きくしていきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 M8.0mmのタップ。運搬ケージの加工のときが、それまで最大のM6.0mmタップだったので、今回記録を更新。大きいと力が必要ですね。タップオイルを忘れずに。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 ネジを切った穴にブレーキレバーをねじ込んでナットで固定。これをボール盤にチャックして回転させヤスリで切断面を仕上げます。工作機械を使っているわけではないので、いくら精密に中心を決めても微妙に偏心している模様。回転するとわずかに振動します。悔しいですが、ハンドメイドの限界です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 #1000の紙ヤスリで最後の仕上げ。軽く面取り。うふふ。磨いた丸棒は美しい。見ているだけで至福のひととき。金属加工が病みつきになりますね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 ブレーキレバーに取り付けると、ほらね、側柱との干渉か解消。よしっ。あとでレバーの軸を塗装しましょう。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
改良型ブレーキレバー