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白浜オートキャンプ場(宮崎)
 
 
 
 
 2004/01/11(日帰り) 山口・豊田湖畔公園(Bサイト)
 
 3連休の中日、「キャンプ場で焼肉でもどう?」とお誘いすると、意外にも家族みんなの賛同が得られた。道すがら食材の購入をして、いつもの豊田湖畔公園に。前回は奥さまと2人きりだったが、家族全員は久しぶり。
 日帰りなので電源なしサイトのつもりが、サイト中に車があふれている。乗り入れ禁止のはずの芝生のテントスペースにも。「わかさぎ釣りのお客さんです」と受付の方。わかさぎは豊田湖の冬の名物で、近隣から釣り客が殺到する。「前日に予約があればサイトを確保します」とのこと。でも、これじゃ駐車場と変わらない。キャンプどころではない。別区画の電源サイトを電源なし料金にということで決着。積極的に食事の準備を手伝う娘たち。あれ、奥さまは……。ヌクヌクのトレーラーでお休みでした。あは。

 
 
 2004/02/21-02/22(1泊2日) 山口・秋吉台オートキャンプ場(Aサイト)
 
 エクセルのオーナーさんが牽引車を換えたとのことで、お披露目がてら家族抜きのおじさんキャンプ。先に到着して設営しつつお待ちしていると、何やらデカイ車がこちらに向かって来る。トレーラーとほとんど変わらない車幅。GMのシボレー・アストロとかいうアメ車。はあ〜、これならストレスなく牽引できそうですね。
 ご存知「越乃寒梅」に、下関のふぐ刺し、鳥取漁連のかにみそ、自家製やまめの燻製。酒がすすむ。かにみそは、上等のゆでがになどとともに、鳥取大学生協の季節限定地方発送で入手できます。2日目。ちょいと足を伸ばして湯免温泉で朝風呂。心豊かな充実キャンプ。ただし、豪雨の中での撤収を除けばね。おい、誰だ雨男は!

 
 
 2004/03/26-03/29(3泊4日) 宮崎・白浜オートキャンプ場&熊本・湯の児温泉昇陽館
 
 春休み。高校生と中学生の娘たちが、2人だけで名古屋のおばさんちに遊びに行くことになった。1週間余り。自宅には奥さまと私だけ。チャンス到来、トレーラー購入時から懸案だった水入らずキャンプを敢行。日常生活から離れるため、できるだけ遠く、しかも春を先取りできる暖かいところへ。旅費の心配はしなくていいけど、笑顔を忘れずに!
 ひたすら高速道を南下し、最後の宮崎インターを出て白浜オートキャンプ場へ。鬼の洗濯板で有名な青島のすぐ近く。海岸沿いの開放感のある美しいサイト。先客にはもみじマークの大型キャンピングカーが1台。その後も家族連れが数組だけ。設営後、青島温泉の青島パームビーチホテルへ。日向灘を眺望しながら入浴。天気はいいものの海風が強く、夕食はトレーラーで持参のワインほか。
 第2日目。事前の計画は何もない。「お昼どうする?」「宮崎……、宮崎牛……、宮崎牛ステーキ!」早速インターネットでステーキハウスを検索し、目下当地で大ブレイク中らしいミヤチクへ。目の前の鉄板でシェフに調理してもらうサーロインステーキは、私の憧れでした。もちろん初体験。ちなみに奥さまは、OL時代に部長さんにご馳走になって以来とか。これで1人3,300円。JA宮崎経済連が母体のお店だけあってリーズナブル。美味しかった!
 昼食後、宮崎リゾート温泉の宮崎観光ホテルへ。入浴客はなく、広い湯船を貸切。サイトに戻って昼寝。風も収まり、夕食は星空のアウトドア。昼食が豪華だったので、軽くチンする雑炊ほか。パソコンでDVD映画を堪能して早寝。
 第3日目。晴天が続く。前日同様、アウトドアでのんびり朝食。メニューは、インスタントのコーンスープ、私が作るベーコンエッグ、パンはデニッシュ、牛乳、野菜サラダ、それにコーヒーとヨーグルト。食後の運動に、青島を散策。チンするビビンバで昼食の後、チェックアウト。3泊目は、水俣の湯の児温泉。日向灘から九州を横断して八代海へ。海の見える露天風呂に心引かれ昇陽館を選択。なるほど景色はすばらしい。
 最終日。早朝、日の出前の露天風呂。「春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく、山ぎは少し明かりて……」。朝食後、海岸を散歩。当地出身の徳富蘇峰がこの地をお気に入りだったのもうなずける。チェックアウト後、話の種にと新水俣駅に立ち寄り、新幹線つばめを見物。後は、ひたすら北上して帰宅。
 バーストナーは、家族4人でもキャンプ可能ですが、余裕はありません。2人だけなら、ダイネットベッドの展開も不要で、ベッドとテーブルの両方をいつでも使えます。室内スペースにも十分なゆとりがあり、昼夜問わず、気楽にのんびりできます。子供の気遣いをしないで済んだのも、のんびりできた理由でしょうかね。それにしても晴天が続いたのは珍しい。おそらく娘のどちらかが雨女だったということでしょうか……。(笑)

 
 
 2004/04/03-04/04(1泊2日) 広島・深入山オートキャンプ場
 
 娘たち同伴が必須条件でなくなると、キャンプの機会が断然増える。今年はこれまで月イチペースを堅持。春休みの帰省中、実家に家族を残し、今年2回目のおじさんキャンプ。芸北の深入山オートキャンプ場。例によって、アストロのエクセル氏も合流し、総勢おじさん4名。冷えるなあと思いきや、翌朝には雪景色。4月とは言え、芸北ではまだ雪が降ります。
 翌日、キャンプ場前の広場に人だかり。何でも山焼きイベントがあるのだとか。消防車が集結し、ただならぬ雰囲気。掛け声とともに随所で点火。炎が一気に山を駆け上る……、のはずが雪の影響でかなり控えめ。裾野部分が黒くなっただけでした。あれ。

 
 
 2004/05/05(日帰り) 山口・伊上海浜公園オートキャンプ場
 
 例年ゴールデンウィークは外出しないことにしている。わざわざ人込みに出かけてストレスを受けることもない。「連休なのにどこにも行かないの?」あらま、誘っても断られるお姉さんからこの提案。しかもお父さんの料理が食べたいとのこと。ほよ〜っ、泣かせるぜ。早速段取りしました。
 連休最終日なら人出も少なかろうとの読みが的中。伊上海浜公園オートキャンプ場にサイトを確保。晴天の下、久しぶりのサイドタープ展開。リクエストに応えて昼食のメニューはパエリア。出来上がるまでの間、妹さんは持参の水彩絵具でサラサラと風景画。へえ〜、上手だね。心地よい海風を感じながらトレーラーのベッドで食後のお昼寝。最寄りの油谷湾温泉に立ち寄って帰宅。家族そろったのは1月以来だね。

 
 
 2004/07/17(日帰り) 山口・赤田海水浴場
 
 さあ、夏休みだ! たまっている仕事に取り掛かれるぞ。こう言っても、堅気の方々にはなかなかご理解いただけない。休みこそ仕事なんですけどね。とは言うものの、初日だけは夏の海で気分転換。2年ぶりの赤田海水浴場
 人の多さは予想していたものの、しばらく行かない間に新たな展開。トイレ・シャワー棟の新設。ここは、海も砂浜も美しく、眺望も申し分ありませんが、ただ1つトイレに難がありました。汲み取り式の年代物。そのおぞましい状況に、我が家ではこれまでキャンプ泊の実績はなく、娘たちの成長とともに足が遠のいていました。これならもう大丈夫。でも、キャンプするならやはり秋冬ですね。海に沈む夕日が絶景。

 
 
 2004/08/06-08/09(3泊4日) 大分・オートキャンプ竜門
 
 娘たちの賛同はもう得られないものとあきらめていたところ、「行ってもいいよ」との有難いお言葉。ただし、「ジェットコースターに乗りたい」との条件提示。ハイハイ、段取りしますよ。てなわけで、今年も我が家恒例の夏キャンプ。検討の結果、目的地は大分県九重町のオートキャンプ竜門に決定。
 出発前、最寄りスーパーで初日の食材を調達していたところ、TML(Trailer Mailing List)メンバーの平田さんに声を掛けられる。当ホームページの影響でトレーラーを購入されたとか。ちゃんとお話できなくてゴメンナサイね。当初予定の30分遅れでバタバタしていました。高速に入ってすぐの壇ノ浦SAで昼食。まだ下関だぜ!
 10号線から大分道玖珠IC経由で現地へ。トレーラー設営後、今回のメインイベントの1つ、テントの設営!そうなんです。ジェットコースターのほかに条件提示がもう1つ、「テントで寝たい」。実は娘たち、物心ついて以来、トレーラー泊ばかりでテント泊の経験がない。キャンプと言えばテントという一般通念に心動かされているらしい。そこで、トレーラー購入以来初のテント設営となりました。
 各種設営後、最寄りの竜門の滝へ。ほお〜。なるほど一見の価値はありますね。竜門温泉に入ってサイトに戻る。周囲は、通路をはさんだはす向かいに1グループのみ。日が落ちると涼しく、しかも静か。花火を楽しんでから、おやすみなさい。娘たちは広々テントにご満悦。親たちはトレーラーのベッドで上質の睡眠。こんなキャンプがしたかった。
 第2日目。約速通りジェットコースター。別府市の城島後楽園遊園地へ。終日各種アトラクションを満喫し、最後にお目当ての木製(=木星)コースターのジュピター。隣接の城島温泉に入ってサイトに戻る。戻ってビックリ。サイトが満杯だあ。夕食の最中、タープにビーチボール、トレーラーの屋根にバトミントンの羽根。夜中エンジンかけっぱなしの車。夏休みの土曜日ですもの、しようがないよね。
 第3日目。のんびり朝食。市街地のコインランドリーへ。たまった洗濯物を一気に解決。午後、由布院温泉。名前だけは聞いていた山のホテル夢想園。広々した露天風呂から眺める由布岳は確かに絶景。山頭火も気に入るわけだ。その後、由布院の街中を散策。夕食は、奮発して豊後牛のヒレステーキ。柔らかくて美味しい。仕上げにJR由布院駅の足湯。駅構内のホーム端にあり、入場券が必要。でも、足拭き用のタオル付きの上、ディーゼル列車も見られるので楽しめる。
 最終日。お隣りサイトにカアーッペッの痰じじい。別サイトには大音量のロックンロール。閉口しながら早々に撤収。10:30チェックアウト。帰りは九州道経由。めかりSAで昼食。関門海峡をはさんだ壇ノ浦SAの昼食がつい先程のよう。あっという間の快適キャンプ。やはり真夏のキャンプは避暑キャンプに限りますね。

 
 
 2004/10/03(日帰り) 山口・赤田海水浴場
 
 いよいよ秋学期授業開始。その前日、好天の日曜日、休みもこれまでと観念して日帰りキャンプ。赤田海水浴場の新設トイレは、オフシーズンにはどうなっているのでしょう。一人では寂しいので、奥さまにお願いして、同行していただきました。(^^;;
 メインのトイレ、シャワーは施錠。屋外の蛇口も断水。開いていたのは、身障者用の男女共用トイレのみ。でも、これで十分。清潔で汚れもなく、定期的に清掃されている感じ。地元の方のおかげなのでしょう。快晴の絶景にもかかわらず、数組のカップルがときどきやって来るだけ。静かな景色を貸切で独占。心が洗われるなあ。最寄りの西長門リゾートホテルのお風呂に入って帰宅。

 
 
 2004/11/27-11/28(1泊2日) 山口・豊田湖畔公園(Bサイト)
 
 あ〜あ、辛かった。10月以来かかりきりになっていた仕事がひと段落。ウィークデイには日頃のルーチンワークがあるので、この手の仕事はもっぱら土日と祭日。おかげでアウトドアには縁がなかった。リフレッシュしないと身体がもちません。奥さまと2人だけで最寄りの豊田湖畔公園へ。
 この季節には珍しい団体さん。某キャンピングカークラブの月例会らしい。でも、熟年の紳士淑女の集まりなのでストレスにはなりません。俵山温泉の後、土佐鶴の熱燗で目下マイブームのふぐの骨酒。熱々のおでん。寒いアウトドアにはたまりましぇ〜ん。(笑)翌朝、湯本温泉。そういえば、昨年もちょうど同じ時期だったなあ。もう1年過ぎたのかあ。

 
 
 2004/12/25-12/26(1泊2日) 山口・赤田海水浴場

 アウトドアに見識をお持ちの客人が遠方からお越しになった。当方としても、できるだけのおもてなしをしようと、とっておきの場所にお連れしました。赤田海水浴場。冬の海水浴場は人影もなく、波の音以外は静かそのもの。トイレが整備されたものの、キャンプ泊はまだでした。一番のオススメは、響灘に沈む絶景の夕日。合わせて、ふぐ刺し、ズワイガニ、おでん。もちろん熱燗も。
 翌日、ちょっと足をのばして、新たに開業したばかりの俵山温泉白猿の湯。懸案になっていた豊田湖一ノ俣林道も走破。お帰りの土産には、トラフグの刺身、たたきなどをお勧めいたしました。ご満足いただけましたでしょうか。