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蒜山高原キャンプ場(岡山)
 
 
 
 
 2003/03/21-03/23(2泊3日) 山口・秋吉台オートキャンプ場(Aサイト)
 
 今年初のアウトドア日記。実は、娘たちは二人とも受験生だったのです。お姉さんは高校、妹さんは中学校。度重なるキャンプの誘いにもつれない返事。親の都合が優先できるのは小学校の低学年まで。トレーラーを牽引したい病が悪化の一途をたどっていた私。娘たちの卒業式が済むやいなや、とにかくキャンプに出掛けたのでした。
 秋吉台オートキャンプ場は、この時季、1年以内に再利用すると料金割引がある。2泊で30%、3泊以上で40%。連泊志向の我が家にはありがたい。今回のメインイベントは、長門市に復元された金子文英堂の見学。仙崎駅から延びるみすず通りの一角にあります。帰途、海鮮汁定食をいただき、湯免温泉に。「今回のキャンプは何点かなあ」。「65点!」。金子みすずだけではインパクトに欠けるとのこと。坂本龍馬はよかったとも。辛うじて合格点……。あは。

 
 
 
 2003/05/31-06/01(1泊2日) 山口・豊田湖畔公園(Aサイト)
 
 台風一過青空になるかと思いきや、現地に近づくにつれてますます風雨が激しくなる。受付では、「サイトにお泊まりですか」と怪訝な表情。「キャンピングトレーラーなので大丈夫です」と説明して納得していただく。ただし、サイトでの昼食は叶わず、屋根付きのバーベキューハウスへ。食事はとても好評だったものの、「普通、台風のときは来ないよね」。
 夕刻には天候回復と踏んでいたが、さにあらず。家族たちは、同行していた奥様のプジョーで帰宅。自宅から近いので、こんな対応も可能です。結局一人でトレーラーに宿泊。余裕の室内。男は時々一人になりたい時がある……。快晴の翌日、誰もいないキャンプ場で、お昼までのんびり。「キャンプもお父さんも好きだけど、雨降りはイヤ」。そうおっしゃっても……。

 
 
 
 2003/06/29(日帰り) 山口・豊田湖畔公園(駐車場)
 
 昨年末、泉水キャンプ村にお見えになった本西ファミリーが、念願のキャンピングトレーラーをご購入。おめでと〜。お披露目も兼ねて、豊田湖畔公園にキャンプにいらっしゃいましたので、トレーラー牽引で訪問。駐車場に2つ並べて比較検討。トレーラー談義で盛り上がりました。
 長年のお付き合いの中で、「トレーラーはいいよお〜」とささやき続けていたところ、販売店にも恵まれて、ついにトレーラーのオーナーになられたのでした。なお、ささやき汚染(!)は止まるところを知らず、近々、さらにもうひとかた、トレーラーのオーナー誕生の情報も。私は、天使なのか、悪魔なのか。(笑)

 
 
 
 2003/07/20-07/21(1泊2日) 山口・鹿野せせらぎパーク(広場)
 
 キャンピングトレーラーの新オーナーがまた一人。前回の記事でお知らせしたお方。早速トレーラーキャンプのお誘い。しかし、夏休みに突入したばかりのこの時期、どこのキャンプ場も予約で満杯。「どんなところでもいいですか」と尋ねられてOKしたのが、鹿野せせらぎパーク。到着してビックリ。本当にまさ土けの広場でした。
  子供たちはもう親離れかな。誘っても反応がありません。今回もお父さん一人の宿泊。先方もお父さん一人きり。それぞれ一人に一台、トレーラーを個室代わりに利用する贅沢さ。今後のトレーラーキャンプはこの方向でしょうかね。子離れ後の新たな趣向を模索しなくちゃ。

 
 
 
 2003/07/27-07/29(2泊3日) 岡山・蒜山高原キャンプ場
 
 「今年は中止よね」。そんな声も出ていた夏のバカンス。高校生になると、夏休みなのに夏期講習だとか部活だとかがあるらしい。それ以上に家族の盛り上がりがいまひとつ。半ば諦めかけていたところ、「晴れなら行ってもいいよ」と救いの提案。晴れるかどうか分からないが、とりあえず蒜山高原キャンプ場に予約。もし雨なら自分一人で行くか。
 晴れた。例年通り、恒例の夏のバカンスが実現。ただし、2泊だけの短期。高速道を延々400km走って午後3時前に現地到着。西の軽井沢と呼ばれるだけあって、晴天なのに暑さを感じない。快適で心地よい。牧草地に隣接したサイトからは開放的な展望も。設営後、休暇村西館の蒜山ラドン温泉へ。夕食は、持参したシャモと鴨の焼鳥、それに現地調達のジンギスカン。日没後は満天の星空。
 2日目。朝食には現地調達のジャージー牛乳。のんびりした後、大山蒜山スカイラインで鬼女台展望所へ。岩肌の大山を望む。名水百選の塩釜冷泉で、冷えたスイカの試食。米子道を1つ戻って湯原温泉へ。露天風呂番付で西の横綱として有名な川原の砂湯を提案したものの、混浴・囲いなしが女子たちに敬遠され、男女別・囲いありの下湯原温泉に。蒜山に戻り、湯上がりのジャージーソフトクリーム。「電子レンジばかりでちっとも料理しないね」との手厳しい批判に応えるべく、ボイルドキャベツ、さけ・じゃこ混ぜご飯を作る。
 最終日。早朝のチェックアウト。前夜キャンプ道具を片付けておいたので、残るはトレーラーの撤収のみ。起床して1時間もたたないうちに出発できるのはトレーラーキャンプならでは。テントではこうはいきません。撤収の素早さを実感。
 夏のキャンプは避暑キャンプに限ります。クーラーなんて不要です。むしろ夜明け前は冷え込んで寒いくらい。上着がもう一着ほしかった。「今回のキャンプはよかったでしょう」には、「90点台の後半ね」と高い評価。天気さえよければ、まだまだご満足いただけるようです。
 
 
 
 
 
 2003/08/10(日帰り) 山口・阿川ほうせんぐり海浜公園
 
 「夏に1回は海水浴に行こうよ」という提案が受け入れられ、トレーラー牽引で北長門の阿川ほうせんぐり海浜公園へ。日本海沿岸の海水浴場としては土井ヶ浜が有名だが、その分人出も尋常ではない。その点、ここはむしろ穴場。国道沿いに、松並木に隔てられた駐車場。すぐ目の前が入り江の砂浜。夏休みの日曜日、しかも絶好の海水浴日和にもかかわらず、人出はそこそこ。清潔なサニタリー施設が充実し、我が家の女子たちにも好評。
 当然駐車スペースは2台分。料金もその分を覚悟していたが、普通車800円のみ。着替えや食事にトレーラーは重宝します。あ、もちろん冷蔵庫の冷えたビールも。帰途、西長門リゾートホテルで入浴して帰宅。勢いづいて、夜はビアガーデン!
 
 
 
 
 2003/08/30-08/31(1泊2日) 広島・恐羅漢牛小屋高原キャンプ場
 
 トレーラーキャンプは家族みんなで行く、これが当初の暗黙の前提だった。しかし、子供たちの成長とともにこの前提が怪しくなってきた。そうなると、フットワークが格段に軽くなる。広島の実家に所要があり、一人で帰省。ついでにトレーラーを牽引して、新たなキャンプ場の開拓。
 恐羅漢牛小屋高原キャンプ場。広島県の最高峰、恐羅漢山のふもと。戸河内からの内黒峠越えは、道幅が狭く、しかも急坂。トレーラー牽引には辛い。ゆったりスペースの林間サイトながら、電源はあっても個別の水道はない。1泊6200円にはかなりの割高感。夏休み最後の雨の土曜日、管理人さん以外にほとんどひとけもない。先月ご一緒したエクセルに加え、アメリカン大型キャンピングカーも合流。次回は、雨の降らないキャンプがしたいね。
 
 
 
 
 2003/10/31-11/01(1泊2日) 山口・らかん高原オートキャンプ場
 
 このところ恒例になりつつある家族抜きのおじさんトレーラーキャンプの第3弾。広島出張を2日前倒ししてトレーラー牽引で出発。県境に近いらかん高原オートキャンプ場で1泊。広島からおじさん1名が現地で合流。他にお客さんはなく、キャンプ場は貸切状態。夕食には、出掛けにスーパーで仕入れた下関産のふぐの刺身、それに広島のお酒。このところずっと雨にたたられていたが、今回は雨もなく、秋の気配を満喫。アウトドアでの熱燗がたまらない季節がやってきましたよ。(笑)
 2日目。午前中に最寄りの羅漢温泉へ。らかん高原へは、山口県側より広島県側からのアクセスがオススメ。離合に苦労するトレーラー牽引では、道路事情は重要なポイント。山口県側の狭いクネクネ道にヒヤヒヤしました。チェックアウトの時刻も気にせず、午後ものんびり。もちろん広島県側に下って広島の実家へ。しかし、ここで思わぬハプニング。実家に到着後、トレーラーのタイヤの減圧に気づき、取り外してガソリンスタンドに持ち込んだところ、パンクが判明。当然のことながら、トレーラーのタイヤもパンクするわけです。木の枝状のものが刺さっていたとか。スペアタイヤのエアが抜けていたりして、脱着作業に大汗をかきました。でも、移動中のパンクでなくてよかった。
 
 
 
 
 
 2003/11/29-11/30(1泊2日) 山口・豊田湖畔公園(Bサイト)
 
 「近い将来、夫婦2人だけで使うことを前提すれば、そんなに大きなサイズでなくても十分」(「購入記」)。トレーラー選定の際に想定していた状況が、購入5年目で実現した。娘たちは2人とも期末試験の真最中。「大人だけで行ってもいいかなあ」「別にいいけど……」。子供の自立のことを考えればもう頃合か。それに、親の子離れ……。あまり乗り気でない奥様には、万全のサービス体制。「笑顔のほかは、何もしなくていいからね」。
 とりあえず最寄りの豊田湖畔公園俵山温泉から戻って夕食。おでんとふぐ刺し、お酒は土佐鶴。寒い季節の屋外の熱燗、これですよ。翌朝はベーコンエッグでおもてなし。午前中、ちょいと足を伸ばして湯本温泉へ。以前改装中だった町営の礼湯。新しくて清潔で140円は身も心も洗われる。奥様もご満悦の模様。2人きりだと気楽でいいなあ。ちょっと気になっていた娘たちは、合宿気分で盛り上がっていたらしい……。もう心配することもないか。