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豊田湖畔公園(山口)
  
 
  
 
 1999/01/22-01/24(2泊3日)  山口・豊田湖畔公園(Bサイト)
 
 我が家の冬の恒例は、豊田湖のワカサギ釣り。いつもは親だけが楽しんでいるが、今回、長女の希望を実現することにし、豊田湖畔公園でキャンプ。冬のキャンプ場は、静かでいいなあ。しゃぶしゃぶの後、最寄りの俵山温泉へ。
 2日目。長女と2人で、ワカサギ釣りへ。早起きしたつもりだったが、土曜日なので、もう釣り客がいっぱい。かろうじて小さなボートを借りることができた。2時間で30匹。短時間の釣果としては、こんなもんでしょう。娘も一応満足。
 この日、同僚の内山ご夫妻がキャンプ場に来訪。オーストラリアからの留学生、ダレンさんモニカさんもいっしょ。「日本ジャナイミタイ!」キャンピングカーやトレーラーを使った週末キャンプは、欧米ではごく当たり前の風景。日本でそれを目にするとは思わなかった、というダレンさんの感想。ウィークエンド・キャンプって、日本の印象から遠いのかな。釣ったばかりのワカサギを早速唐揚げにして、シャンペンで「カンパ〜イ!」 カンガルー競争で遊んでもらった子供たちには、初の身近な国際交流体験。
 最終日は、午前中のんびりしてから、帰宅。今回、夜中の雨で、サイドタープの一部に雨漏りを発見。改善が必要だな。
 

 
 
 
 1999/02/23(日帰り) 山口・赤田海水浴場
 
 冬の響灘が見たい」という奥さんのリクエストに応えて、二人でいつもの西長門の海岸へ。天気が良く、寒くはない。せっかくのFFヒーターも出番なし。ポトフをギャレイのコンロで温め、赤ワイン。その後は、ウフフ……
 


 

 
 1999/03/20-03/22(2泊3日)  大分・九重グリーンパーク泉水キャンプ村
 
 2月はスキーに行ったので、キャンプはなし。久しぶりの遠征キャンプで、九重町の泉水キャンプ村へ。主要な目的は、筋湯温泉の打たせ湯。
 大分道の九重ICから現地までのルート、特に九酔峡付近は、道幅の狭い登り坂で、コーナーもきつく、トレーラー牽引には、ややつらい。大型ダンプや路線バスは、コーナーの手前で止まって待ってくれるので助かりますが、構わず進んで来るご婦人の乗用車には注意が必要! でも、やまなみハイウェイ経由より、距離的にも時間的にもはるかに近いのは、このルートのメリット。
 到着早々、管理人さんから、「明日、キャンプ場内の野焼きをしますので、枯れ草から離れて設営して火の粉がかからないように注意して下さい。」おいおい、いくら客が少ないからって、火あぶりはないだろう! でも、天気が悪くて、結局、中止になりました。そう、雪が降りました!!! 雪は、トレーラーキャンプになって初めての経験。FFヒーターのおかげで、室内はまったく問題ありませんし、就寝時も、電気毛布だけで大丈夫。トレーラーのタイヤをスタッドレスにしておいてよかった。ただ、外が寒いので、子供たちはもっぱら室内で「北の国から」のビデオばかり。初日は、キャンプ場内の露天風呂に。
 2日目。筋湯温泉のうたせ大浴場へ。これが日本一の打たせ湯かあ。何が日本一なのか分からないが、何となく納得させられる迫力はある。
 悪天候で、ほとんどアウトドアの活動をしないままに、最終日をむかえる。夜中、子供たちが寒がっている。雪だもの、しょうがないかな、と思いきや、電気毛布のコードが抜けていました。ゴメンゴメン。冷えが悪いと言われる冷蔵庫も、この寒さでよく冷えます。庫内のイチゴが凍りました。10:30出発。14:00前に自宅に到着。雪が降っても大丈夫、ということを検証できたキャンプでした。ただし、道路にも積雪というほどではなかったので、牽引雪道走行は、経験できず。まあ、あまり経験したくはないですが……。    
 

 
 
 
 1999/04/23-04/25(2泊3日)  山口・秋吉台オートキャンプ場(Aサイト) 
 
 お父さん(私)の誕生日パーティーをするために、秋吉台へ。子供たちが学校から帰宅するのを待って出発。18:00過ぎ現地到着。設営後、隣接の温泉およびレストランへ。
 夜中、奥さんの寝ていたダイネットベッドが陥没! テーブルを固定する金具のねじがゆるんでいる。とりあえず応急処置をするが、ねじの本数を増やさないとだめだ。
 2日目。バースデー・ケーキ、シャンペンのほか、奥さんの手作り料理でハッピー・バースデー。みんなから、プレゼントをもらっちゃった。この時だけ太陽がのぞくが、あとは曇りか小雨。このサイト付近は、谷風の通り道らしく、風が強い。
 だいぶん暖かくなり、週末ということもあって、サイトは随分埋まっている。お隣さんのラジカセがうるさくて閉口。これは、冬場にはないストレス。どこにも出かけず、のんびり、というか、ぐうたら。ゲームのたぐいを忘れてしまい、19:30にはもう就寝。ブーイングしていた子供たちも、すぐにスヤスヤ。
 翌日も、相変わらず、お隣さんのラジカセがうるさい。お向かいのサイトにハイマーのトレーラー。鯉のぼりもあるし、レガシーが牽引車ってことは、ひょっとすると、FCAMPでお馴染みの(一方的ですが)レガシー太郎さんかもしれない。声をかける勇気もないままに、お先に失礼してしまいました。レガシーをジャッキアップしてましたけど、何かトラブルだったのでしょうか。トレーラーのお仲間を見つけたら、今度からは声をかけるようにしよう、と反省。
 

 
 
 
 1999/05/08-05/09(1泊2日) 山口・豊田湖畔公園(Aサイト)
 
 ここのオートキャンプ場で、唯一絶景の湖畔が展望できるサイトを、たまたま押さえることができた。電源や個別の水道はないが、この景色には代えられない。トレーラーのサイドタープに、ポールをもう2本追加して、屋根部分を広げてみる。初めての試みだったが、開放感があって、むしろこの方がいい。お風呂は、最寄りの俵山温泉。夕食は、久々に焼肉。
 2日目、自宅ご近所の上川床ファミリーが来訪。パエリア、やまめの燻製、ワイン、ビールでパーティ。ちょっと飲み過ぎ、トレーラーのベッドで昼寝。チェックアウトを延長して17:00まで滞在。18:00帰宅。
 

 
 
 
 1999/05/22(日帰り) 山口・赤田海水浴場
 
 奥さんが実家の用事で不在なので、子供たちと西長門の海岸へ。新たに取り付けたサイクルキャリアの様子を走行して確認する。ノートパソコンと最近入手した携帯電話で、初のアウトドアでのモバイルを試みるが、「圏外」で×。案の定、子供たちは普段着のまま海水浴状態! そうなるだろうと、着替え一式は持参していたが、シャワーまでは持って来なかった。私は、今年初の日光浴。
 

 
 
 
 1999/06/05-06/06(1泊2日) 山口・豊田湖畔公園(Aサイト)
 
 サイクルキャリアに自転車を2台載せて様子をみる、前回圏外で不調だったモバイルに再度挑戦する、というのを口実に、トレーラーを稼働する。いつもの最寄りのキャンプ場、ということで、バタバタといい加減に出発したのがまずかった。数々の忘れ物。奥さんの変装道具(化粧品とも言うらしい)、私のひげ剃り、運転免許証まで。これって、いわゆる「不携帯」。今後は気を付けます。m(_ _)m 携帯電話は忘れなかったけど……(^^;; 
 自転車が2台あるので、娘たちは、とりあえず遊びに困らない様子。モバイルも一応成功。ただし電源なしサイトだったので、メール作文中にバッテリー切れになってしまう。そういえば、さっきお姉さんがゲームをやってたよなあ。
 2日目。午後からくずれるという天気予報を信じて、好天ながらも昼食前に早々に撤収。帰宅して片づけが済んだら、案の定雨。辛うじてセーフ。
 

 
 
 
 1999/06/25-06/27(2泊3日) 山口・秋吉台オートキャンプ場(Aサイト)
 
 次女の誕生日パーティーのために秋吉台へ。子供たちの学校と私の仕事が済んでから出発。「6時過ぎると思います」と事前に電話を入れる。到着は18:40。梅雨のさなか、さすがにほかにお客さんはいない。静かだ。トレーラーを設営して、早速室内でお誕生日会 昨年の同じキャンプ場での誕生日会から丸1年。我が家のトレーラーも1年経過
 デジカメで撮影した画像を試験的に知人にモバイルしてみる。画像の処理に不慣れで、大きなファイルのまま送信してしまった。申し訳ない。でも折り返し返信が来た!
 2日目。三隅町の湯免温泉に出かけ、帰途北長門の魚屋さんでさしみ、たこの塩辛他を調達。雨模様だが、昨年と違ってサイドタープが威力を発揮。さかなもあるし、早速ワインとビールで乾杯! メイン・ディッシュは奥さんによるウナギご飯。食後、人生ゲーム。夜中豪雨になるが、気にしないで朝までぐっすり。
 最終日。午前中に撤収して帰宅。天候が回復したので、荷物の片づけ後、ランクルとトレーラー、2台洗車。トレーラー室内の掃除。こっちの方が、キャンプよりはるかに疲れた。ヘトヘト
   

 
 
 
 1999/07/10(日帰り) 山口・赤田海水浴場
 
 家族そろって海水浴。いつもの赤田海水浴場。すでに海開きしていて、管理人のおじさんがいる。入場料、駐車料を払う。シーズンオフはタダなんだけど、草刈りもしてあるし、シャワーも使えるし、まあしょうがないかな。ほかにもお客さんがいるので、いつもとは違うエリアに駐車。トレーラー内で水着に着替えて、さあ泳ぐぞ!
 いきなり海中からフロッグマンたちが出現してびっくり。ここはダイビング・スクールの講習場にもなっています。
  


 

 
 1999/07/26-07/31(5泊6日) 鹿児島・吹上浜海浜公園
 
 キャンプ場は、2ヶ月前から予約受付開始。予約開始初日の朝一番に電話を入れるが、殺到しているらしく、30分余りかけ続けてやっとつながった。まるでコンサートのチケット予約。出発日直前になって、ランクルのスタータの調子がおかしくなり、修理に出すが、なかなか戻って来ない。キャンプに出かける事情をお話し、急いでもらって、やっと前日の準備に間に合った。
 出発日。折しも台風5号が接近中。九州自動車道の八代ICあたりから暴風雨。連続するトンネルも、この時ばかりは有り難い。昼食も含めて、6時間余りで現地に到着。雨の中、トレーラーの設営。さすがにキャンパーさんは、我が家のほかに2グループだけ。最寄りのかせだ海浜温泉に入浴後、室内で夕食。トレーラーのドアをノックする音。「台風が接近していますので、バンガローに避難して下さい。」と管理人さん。「松の木が倒れることはないでしょうが、枝が折れるかもしれません。」そういえば、松ぼっくりらしきものが、ルーフに落ちてきている。ほかのグループは避難した模様。トレーラーならまあ大丈夫だろう、とそのまま就寝。雨音が大きいのはいつものこと。不安も感じず、朝をむかえたが、これってニュースでよくある避難勧告ってやつだったのかな、と後で気が付いた。
 第2日目。台風は通過したらしく、不安定ながらも天候回復。持参した子供の自転車とレンタルした大人用自転車で広い公園内を散策する。プールで水泳。ちょっと足をのばして吹上温泉へ。地元スーパーで「きびなご」などのさしみを調達。
 第3日目。鹿児島市内に出かける。1時間弱。長島美術館で、モジリアーニ、ピカソ、シャガールの本物に感激。薩摩ラーメンを食べ、西郷隆盛銅像前で記念写真。桜島フェリーに乗船して、古里温泉、古里観光ホテルの龍神露天風呂へ。「南無阿弥陀仏」の浴衣を着て混浴。波打ち際の絶景。
 第4日目。ゆっくり起床。枕崎経由で、開聞岳、長崎鼻。山川砂むし温泉へ。浴衣を着て砂むし15分間。昨日に続き、股間がスースーするこの感じは、癖になりそう。指宿市内で郷土料理を堪能。揚げたての薩摩揚げがウマイ。鶏刺し、とんこつ、薩摩汁、きびなご、などなど。
 第5日目。徒歩で吹上浜サンドフェスティバル会場へ。恒例の大イベントということを、帰宅後のテレビ、新聞で初めて知った。午後は、キャンプ場主催の竹の工作教室に参加。鹿児島県は、竹の生産全国第1位だそうです。竹とんぼ、竹笛、竹の箸などのほか、竹ご飯素麺流しも。海浜公園ならびに地元のみなさん、どうもありがとうございました。珍しい竹ご飯、ごちそうさまでした。
 最終日。やっと青空。最終日になって天気がよくなる、というよくあるパターン。10:30キャンプ場出発。ひたすら走って16:00自宅到着。
 
 「夏の鹿児島は暑い」という事前の情報にもかかわらず、雨続きで、本当の暑さを体験することはなかった。準備していった冷風除湿機が大活躍。窓をあけられない雨の日のジトジト感から解放され、快適でした。ただし、ドレンタンクが満水になるので、夜中に起きないといけませんけどね。
 家族4人で5泊して、宿泊料の総額が19,000円というのは破格です。除湿機付きでベッドもあって快適に熟睡できます。でも、高速料金は、中型車に1軸プラスの大型車適用で普通車の倍近くなり、長距離だとチト辛いです……。
 


 

 
 1999/09/29 アルクのトレーラー見学

 8月は人出が多いので、我が家のキャンプはお休み。9月になって落ち着いたところでキャンプシーズンの始まり、となるはずだったが、今年は9月下旬まで原稿の締切に追われてキャンプどころではなかった。
 ついでの便があって、徳山市のアルクに立ち寄る。アドリアが好評と聞いていたので、実車の見学。390サイズで、この価格帯、この品質なら、評判がいいのもうなずける。まあいいんじゃないでしょうか。あとは好みの問題でしょうね。
 エクセルBタイプ、かつて購入対象として検討し、いまでも多少の未練はあるものの、私の財布感覚では値段が高い。価格相応に豪華で高品質、装備も充実。でも、そこそこの品質を維持しながらリーズナブルなものを見付け出すところに、探し甲斐もあるのかなと思います。
 2軸のトレッカーは全長7830mm。スターリング社の最高峰というだけあって、気品すら漂う立派な出来映え。でも、取り回しが大変だろうなあ。カプラーを抱えてその場でくるりと旋回、ってわけにはいかないようです。オーナーになるためには、(1)もちろん牽引免許、(2)8m近い保管場所、(3)保管場所と同等のスペースを確保できる目的地、(4)購入のためのたくさんのお金、が必要です。残念ながら、いまの私にはどれ1つありません。

  


 

 
 1999/10/09-10/11(2泊3日) 山口・十種ヶ峰オートキャンプ場
 
 「いつも同じキャンプ場ばかりじゃない方がいい」と、このところ家族からクレームがついていた。トレーラーの取り回しにも幾分慣れてきたので、新たなキャンプ場開拓を始める。県内には、まだまだオートキャンプ場がある。今回はそのシリーズ第1弾
 キャンプ場の町内はリンゴが特産。季節柄、チェックインに先立って、まずはリンゴ狩り。「できればバックをしたくないんですが……」とわがままを言って、観光バスの出発後のスペースに駐車させていただく。快晴。絶好の行楽日和。
 チェックイン後、トレーラーを設営して、早速最寄りの願成就温泉へ。この設備で貸タオルまで付いて400円は格安。キャンプ場で前売りを買うと300円。これはもう破格ですね。夕食は久しぶりの焼肉。もちろん食後の焼きリンゴも忘れない。山の上だけあって、夜は冷える。満天の星空。星が降るような、とはこのことか。それにしても、雨の降らないキャンプのなんと快適なこと!
 2日目。お出かけしないでサイトでくつろぐ。昼食は、娘たちだけで作った子供カレー。家庭教育の一環、というより、むしろ料理をするのが面倒な親の手抜き。柚木慈生温泉へ。どうやら、ここは地元の人たちの湯治場らしく、シャンプーは顰蹙でしたね。スミマセンでした。夕方から風が強くなり、サイドタープを片付ける。
 最終日。天気は下り坂。昨日から、放し飼いにされたペット犬が、キャンプ場内を駆け回っている。リードを結ぶという条件のはずなのに……。カーステレオも気になるなあ。バッテリーの心配をして時々エンジンをかける。我が家のキャンプ・シーズンにはまだ早すぎたようだ。朝食後、撤収して、早々に退散。
 キャンプ場内には、我が家のほかにトレーラーが2台。1台にはTML(トレーラー・メーリング・リスト)のステッカー。声を掛ける勇気はありませんでしたが、帰り際、バイバイだけはしました。
 


 

 
 99/11/01 道路交通センサス、オーナーインタビューOD調査 

 山口県知事の名前で、「道路交通センサス(オーナーインタビューOD調査)ご協力のお願い」という文書と調査票をいただいた。将来の交通対策、道路計画、都市計画などを立てるための基礎資料として、5年ごとに、全国一斉に自動車の利用状況を調べるのだそうです。調査対象となる車両を抽出した結果、我が家の車両が選ばれたらしい。「山口88に・・81」、確かに我が家のバーストナーだ。日頃自動車を利用する者として、多少面倒でも、この手の調査には協力を惜しまないつもりでいる。当方の実状が交通行政の基礎資料に反映されるなんて願ってもないチャンス。

 調査票に目を移し、質問項目を見る。「車種」、キャンピングカーだから「5.特殊車」だな。「その日1日の走行距離メーター指示値」、購入時に走行距離メーターの取り付けを考えたが、まだ実現していないので分かりません。こういう調査のためにも早急に取り付けを検討しようかな。「出発地・目的地」、今のところ、調査指定日にキャンプに行く予定はありません。したがって「区間距離」0km「運行目的」、もちろん「5.観光・行楽・レジャー(日常生活圏外)」でしょう。でも、我が家では、キャンプは日常生活の一部なんだけどな。まあいいや。「乗車人員」、走行中の乗車はできませんから、0人「積載している重量」、キャンプ道具や衣服などを載せてはいますが、原則として荷物の積載はできません。もちろん0kg

 これに続く質問項目を見てハテナ?「出発地で積んだ重量」「目的地で卸した重量」「卸した貨物を積んだ場所」「積んだ貨物の最初の発送場所」「卸した貨物の最終届け場所」。再度、調査票の表題をよく見直すと、「自動車起終点調査、自家用貨物車流動実態調査票」。キャンピング・トレーラーは貨物車でしたっけ?

 そもそも「使用燃料」の項目にはなんて回答すればいいのでしょう。「1.ガソリン」でも「2.軽油」でもないし、「3.LPG」「4.電気」でもない。「4.その他」にするにしても、今後期待されている「エタノール」や「水素」ではない。トレーラーを単独で動かすときは人力ですから、あえて言えば、使用燃料は「ご飯」でしょう。いや、「ビール」「ワイン」などの意味で「アルコール」かもしれない。(笑)

 なんか奇妙な調査だなあ。どう見てもこの調査票はトラック用だぜ。調査対象の抽出の仕方が間違っているのじゃなかろうか。調査票の封筒に、担当調査員の連絡先が記載されているが、末端の担当者を相手にすると、話がややこしくなってエネルギーを消耗することが多い。調査主体に直接問い合わせるのが一番だ。委託されているコンサルタント会社の連絡先もあるが、県知事から来たものは県知事に、というのが筋。しかし、知事本人は後に取っておくことにして、とりあえず、調査本部の県庁道路建設課に電話を入れてみることにする。

 「調べて折り返し連絡します。」お役所のよくあるパターン。しばらくして、道路建設課のM氏から電話。8ナンバーのうち、キャンピング・トレーラーなどの自家用被牽引車については、抽出後、調査対象から除外するはずだったが、その処理が十分でなかった、とのこと。「本来は調査員が配布時に現場で確認すべきだった」「運輸省の抽出が適切でなかった」「膨大な件数があるので間違うことも……」、言い訳が続く。ひとのせいにしちゃあ、いけません。「調査本部として、委託先に対する指導監督が十分でなかったということですね。」「はいそうです。申し訳ありません。調査員にはこちらから連絡しておきます。」我が家の実状が交通行政に反映されないのは残念だが、もうこれ以上言うことはない……。
 
 【後日談】 回収には伺いません、という道路建設課のM氏の発言とは裏腹に、回収日に調査員が我が家にいらっしゃった。M氏に再度連絡をとる。「コンサルタント会社に連絡しましたが……。」どうやら、下請け、孫請け、……、と再委託されていく過程で、調査本部の指導と監督がうやむやになっているらしい。「責任の所在は、最終的には、調査主体としての山口県ですよね。」「おっしゃる通りです。」―キャンピング・トレーラーのオーナーでなかったら、こんな社会勉強をさせてもらう機会はなかったかもしれない。
 


 
 
 
 1999/11/20-11/21(1泊2日) 山口・旭アクティビティパーク
 
 県内のオートキャンプ場めぐり第2弾。近場ということもあって、朝起きてから、トレーラーの洗車、キャンプ道具の準備をして、のんびり出発。昼食後にチェックイン。予約は、我が家のほかに1組のみ。「牽引の車は、適当に空いたサイトに置いて下さい」。オフシーズンは、1泊2000円と格安だが、別途人数による入場料が必要。
 ここのキャンプ場のお薦めは、何と言っても、ジャグジー・バス。設営後、早速水着に着替え、家族揃って入浴。眺めもいいし、暖まるなあ。夕食は、お父さんチャーハンとおでん。赤ワインがよく回る。再度、夜のジャグジーに。
 2日目。今回のメイン・イベントは、最寄りの長門峡もみじ狩り。峡谷に沿ってアップダウンのある片道5.4kmのコースを往復するのは、我が家にとっては、ちょっとした試練でした。サイトに戻って、カップめんで安直に昼食。11時チェックアウトは、いくらなんでも早過ぎですよ〜。延長料金を払って14時過ぎまで滞在。


 

 
 1999/12/26-12/28(2泊3日) 山口・ふれあいパーク大原湖
 
 今年最後のキャンプは、県内オートキャンプ場めぐりの第3弾。例によって、洗車してからのんびり出発。高速道を出たあたりから、路肩に積雪が……。到着したキャンプ場は、一面の銀世界。図らずも、雪中キャンプになりました。
 キャンプ中に雪が降ったことはありましたが、積雪の中でのキャンプは初めて。いつもは人力で軽々動かせるトレーラーも、雪の中では、重くて動かない。まずは、設営スペースの除雪。管理人さんが、スコップで手伝ってくれました。もちろん我が家のほかにキャンパーはなく、貸し切り状態。日没後の路面凍結が怖いので、今晩の温泉はなし。
 2日目。朝食後、とりあえず温泉に。以前にも行った願成就温泉。いやあ〜、朝風呂はクセになりますねえ。雪の露天風呂もいいもんです。のんびりしよう、ってことで、今回、とくにイベントは考えていませんでしたが、子供たちは雪遊びを堪能している様子。このキャンプ場は、湖畔にサイトがあって、多少高低差はありますが、各サイトから直接湖面に行くことができます。カヌーをお持ちのキャンパーさんにはお薦めでしょうね。レンタル・カヌーもあるそうですが、この季節にカヌーに挑戦する勇気はありませんでした。
 最終日。天気がいいせいで、よく冷え込みます。でも、トレーラーの室内はぬくぬくです。改めてバーストナーの優れた耐寒性を認識しました。ただし、FFヒーター用のLPGボンベには、断熱のための工夫が必要かもしれません。気温が低いと、圧力が極端に低下するようです。撤収後、さあ連結という段になって、ヒッチボールキャップが外れません。寒くて、収縮したせいでしょう。何とか力ずくで外しましたが、お湯をかけるとよかったのかもしれませんね。
 帰宅途中の高速道で、登坂車線をバックしてくる乗用車に遭遇。せっかく勢いをつけてのぼっていたのに、ストップしちゃったじゃないの。いや、そういうことではなくて、大事に至らなくてよかった。これで、今年のアウトドア日記は終わりで〜す。