下関市立大学に着任した翌年、学内に「トレーニング同好会」を発足させましたが、現在はほとんど休眠状態です。「そんな同好会あったの?」ってところでしょう。でも、機会があれば、つまり同好の士があれば、教職員、学生、男女を問わず、いつでも一緒に活動を再開したいと思っています。
このページでは、学内のトレーニングルームのマシンを念頭に置いて、初心者の方にために、ウェイトトレーニングの理論と方法を簡単に紹介しています。
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1.運動 2.休養 3.栄養 とにかくハードに運動すればよいと考えがちですが、それは間違いです。運動したら、その分休養をとり、さらに適切な栄養を補う必要があります。要はこの3つのバランスです。
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1.過負荷の原則 最大筋力の60〜70%の負荷で10〜15回繰り返します。これが「1セット」。休息を挟んで1種目につき2〜3セット行う。当初の負荷で12〜15回できるようになったら、10回になるように負荷を増やして調整する。 2.継続の原則 休養日を挟んで週に2〜3日、最低でも3ヶ月の継続を目標にする。翌日に疲労を残さない程度に負荷とセット数を設定することが大切。トレーニングの記録をつけたり、よいパートナーを見つけたりするとよい。 3.意識性の原則 当該部位に意識を集中する。動かすときは、「ゆっくり」「正確に」、しかも「真剣に」。実はこれがとても大切なのです。収縮させるときよりも伸展させるときが重要。ネガティブワークに効果がある。
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1.身体の部位とマシン種目 (腹)腹直筋―シットアップ、クランチ、アブドミナルマシン
2.トレーニングメニューの具体例(初心者向け)
週3日(月・水・金)、あるいは週2日(月・木)、同じメニューで行う。第1週目、とりわけ初日は決して頑張らないこと。翌日筋肉痛になり、これは体に悪いのではないか、とそれ以降トレーニングをやめてしまうのは、よくありがちなケースです。
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●ゆっくり動かす 挙げるときよりも、降ろすときに時間をかける。挙げるとき、2〜3秒。降ろすとき3〜4秒。どの筋肉が動いているか目で確認する。 ●呼吸を止めない 挙げるときに吐き、降ろすときに吸う。 ●当該筋肉に意識を集中する 筋肉が力強く収縮・伸展している様子をイメージする。全可動域で負荷を感じているか? ●正しいテクニックを身につける 1回1回の動作を丁寧に行う。フォームに気をつける。
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