〔外部収納の床板修理〕
 
ついに穴が……(涙)
 
 
 ついに穴が開いてしまいました。フロント外部収納の床。かなり以前から防水フィルムの内側が腐食しているらしいことは分かっていました。修理を先送りしてきましたが、こうなるともう放っておけません。床下からのぞくとこんな具合。【画像左】貫通した穴から空が見えます。とりあえず、腐食した床材を取り除くことに。
 
 
     
 
 
 あらまあ、こんな大きな穴になってしまいました。【画像右】驚いたことに、収納の先端部分から発泡スチロールが出現。上下のベニア板でサンドイッチ構造。さらに、今回穴が開いた中央部分にはその発泡スチロールもなく、薄いベニア板だけの空洞だった模様。コンテナボックス用のレールを固定した木ネジが早い時期に外れてしまったのも無理はありません。ただし、これより奥はしっかりした厚板になっているようです。
 
 先端には梁の木材があったはずなのですが、腐食して鮭缶状態。ポロポロ剥がれて跡形もなくなりました。ある時期、フロントパネルに亀裂が発生したのは、この梁の強度がなくなったのが原因だったのかもしれませんね。中央にあるフロントパネルの補強金具【画像下】は宙ぶらりん状態。フロントパネルの最下部も車体フレームのチャンネルに干渉してひび割れています。
 
 
 
 
 さて、どういうふうに修理しましょうか。要するに欠損した穴部分を覆うわけですが、どういう素材を使うかが問題です。ここで数日思案。安直にベニア板を使うと、たとえ耐水ベニアであっても長期的には腐食を免れません。木材はあきらめましょう。そうなるとプラスチック系かな。アクリル板はどうでしょう。耐水性は問題ありません。しかし、ネットを駆使して調べたところ強度に問題がありそうです。
 
 それなら、むしろポリカーボネート。簡易車庫の屋根材などでよく目にするあれです。強度は抜群らしいです。近所にエクステリア関連のお店があるので、訪問して情報収集。欲しいサイズが入手できるとは限らない、しかも予想以上に高価、などの理由でボツ。ただし、「アルミ素材の床材もありますよ」という助言がヒントに。鉄板は錆びるので論外としても、アルミ板なら軽くて使えるかもしれない。
 
 再びネットを駆使して情報収集。アルミ平板……。ん?アルミステップボード? 滑り止めの付いたアルミ縞板。おおっ、これだあ。これなら床材として完璧。そこでさらに情報収集。しかし、尺モノで購入するのも辛いなあ。ん?「トラック野郎」? そうかあ、このアルミ縞板はいわゆるデコトラの必須素材なのです。ということは、市内のトラック用品店にあるかもしれないぞ。
 
 市内のトラック用品店へ。面白いパーツがたくさんありそうだと思っていましたが、こういうお店に入るのは初めて。ちょっとドキドキ。「あのう、アルミ縞板はありますか」。及び腰で尋ねると、ありました!! 幅は希望通りの300mm。ただし、長さは2倍の2400mm。「フロントバンパーの上部用ですから」とのこと。確かに大型トラックの車幅はそれくらいありますよね。
 
 「半分だけ分けていただくことはできませんか」。ダメモトで尋ねてみましたが、「残部の使い道がないので」とのこと。まあそうかもね。結局、一晩考えて2400mmのまま購入することにしました。9,450円也。ネット通販では半分の長さでほぼこの値段でしたから、厚みもあるし、まあいいかと納得。かくして素材の調達が完了。
 
 

 いきなり覆いをしたのでは水濡れによる腐食を止めることができません。そこで腐食部分に防水処置。よお〜く乾燥させた後、防水用のブチルテープでマスキングすることにしました。天井のルーフベントベンチレーターの取付で使用したもの。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 こんな具合です。もちろん床下側も。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 ブチルテープは粘着力が強いので、そのままでは今後の作業に支障があります。荷造り紙テープの接着面どうしを貼り合わせたテープを作り、ブチルテープの養生に利用しました。これならすぐ剥がれますからね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 さて、これが調達したアルミ縞板。300mm×2400mm。ランクルのシートを倒して車内に入れ、お店から運びました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 何しろ長いので玄関に入れると行き来のジャマ。一晩ランクル車内に置いた後、とりあえず必要な長さにカット。ジグソーに金属用ブレードを装着。アルミなのでカットは比較的容易。直線切りには角パイプのガイドが有効。もちろん突起のない裏側で作業します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 収納の前半分を覆うことにし、実測して形状図面を作成。左右にプロパンボンベスペースの円形の切り欠きがあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 最初に厚紙で型を作り、現物合わせで微調整。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 型紙を参考にしながら縞板にケガキ。ジグソーで不要部分をカットしてヤスリ仕上げ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 先端の梁がなくなっているので、梁の代わりに板を支えるアルミ角パイプを取付。高さ調整のために、車体フレームに載る箇所にさらに平板を追加。【楕円部分】角パイプの長さが左右で異なるのは、欠損部分の長さが異なるからです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 アルミ縞板を収納内に取付。ネジ止めはせず、防水接着剤(バスコーク)で周囲を貼り付けました。レンガの重石を置いて一昼夜。ほほお、いい感じですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 コンテナ用のアルミレールを再度取付。縞板の厚み分かさ上げするために、端材の縞板からスペーサーを切り取って挟みました。アルミ縞板には、タップを立ててステンの皿ネジで固定。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 中央の補強金具も復活。上部はステンのボルトとナット。床部はアルミ縞板にタップ。収納口の下部のパネルが前後に振れるのを抑えることができるようになりました。なお、床下の裏側は、プラダン(プラスチックの段ボール)を取り付けて被いました。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どおだあ〜っ!