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 「およよ206メンテナンス日記」は、3年目に突入。今年、いよいよ初回の車検を迎えます。輸入車の車検は初めて。どんなことになるのでしょう。しっかり様子を観察してご報告することにします。丸2年が経過して、ようやく悟りました。少々の異音は気にしなくていいってこと。パワーウィンド然り。エンジンベルト然り。気温が高いとよく異音が出ますが、ほっておいても構いません。涼しくなれば、元通り静かになります。あまり気にしすぎるのも精神衛生上よろしくない……。
 
 トレーニングジムの駐車場で、納車直後と思われるゴールドの307と並びました。一回り大きくてお兄さんという感じ。トレーニングしながらオーナーの方にお話を伺うと、イタリア車の不具合に泣かされ、今回初めてプジョーに乗り換えたとのこと。「プジョーはどうなんでしょう」とご心配の模様。「大丈夫です。全然問題ありませんから安心して下さい」。この間の経験から、自信をもってそうお答えしました。我が家の206は、目下、日々の生活の足として活躍中! 今年も「メンテナンス日記」をよろしくお願いします。
前年の燃費の記録 
 
 
 
 2002/01/01 プジョー・ジャポンから年賀状
 
 プジョー・ジャポンから年賀状。昨年のダイレクトメールに続き、営業活動の充実ぶりを頼もしく思います。合わせてメールでも Happy New Year ! プジョー車やブルーライオン・ディーラーが登場するプジョー提供のテレビドラマも始まって、日本でも市民権を得たかな、という印象。
 
 ところが、何ということでしょう!こともあろうに、年賀状とメールの宛名が間違ったまま。昨年、訂正していただくようインフォメーションセンターに文書でお願いしたのに、聞いていただけなかったようです。客商売としては、致命的。どんなに魅力的な車を輸入しても、販売する日本側の企業がこれじゃ、お話になりませんね。昨年来の顧客管理システムは、フィードバックが機能せず、いまのところ、まったくお粗末。ダメです。

 
 
 2002/02/15 ブルーライオン目黒で607見学
 
 プジョーカレンダーで見かけて以来、気になっていた。607。3ボックスの4ドアセダン、オーソドックスで目立たないが、フロントからルーフ、テールエンドに続くエレガントなラインに心引かれる。実物を見学したいと常々思っていたが、如何せん、地方在住の身。プジョー・ジャポン本社に問い合わせたところ、ブルーライオン目黒に展示車があるとのこと。東京出張のチャンスに早速訪問。
 
 主なチェックポイントは2つ。プジョーのフラッグシップだけあって、さぞかしデカイのだろうなと思いきや、全長4875mm、全幅1830mmは我が家のハチマルとほとんど同じ。また、流れるようなルーフラインでリヤシートの室内高が犠牲になっていないか心配だったが、これも杞憂。そういえば、いまの206を購入したときも、発表直後の見学は、ここブルーライオン目黒だったよなあ。同じように、いつかオーナーになる日が来るかもしれない。(笑)

 
 
 2002/02/24 ボディ・ワックスがけ(10)
 
 このところ黄砂が多く、中途半端に雨でも降ると車はドロドロ。一切洗車をされない奥様も、さすがに閉口したのか、ご自分で洗車。といっても、ただ水道水をかけただけらしい。日頃、「しなくていいよ」と優しい言葉をかけてはいるが、実は、のうてんきに洗車されてキズキズになるのを恐れてのこと。3月の予定だった定期ボディワックスを前倒し。冬場にしては、気温も高く、天気もよい。たまたま終日時間もあいた。こんな日を逃すことはない。
 
 およよ、やっぱりダメだなあ。ワックスがけをしながら子細に観察すると、左リヤのコンビランプの内側に、またしても水滴。昨年4月に交換してもらったが、改善しないということか。でも、もう驚きません。雨で水滴が付くということは、晴れればまたなくなるということです。各所の異音と同様、元々この車はこういう作りなのでしょう。いわゆる高級車でもないわけだしね。気にしない気にしない。

 
 
 2002/04/08 タイヤローテーション、ヒューズ交換 〔015072km〕
 
 3回目のタイヤローテーション。一応5000kmごとのつもり。例によって、スペアタイヤと2tジャッキでクロスチェンジ。右フロントのジャッキアップ時、妙に重いなあと思ってよく見ると、リアタイヤもいっしょに持ち上がっていました。接地しているのは左2輪だけ!およよ。フロント・サスペンションは特によく伸びるので、こんなことにもなってしまう。
 
 この間、昨年に続いて再びカーステレオがダウン。点検の結果、やはりヒューズの接触不良が原因らしい。2度あることは3度あるので、この機会にヒューズを交換。MADE IN FRANCE を MADE IN JAPAN に。これでどうだ。

 
 
 2002/05/25 ボディ・ワックスがけ(11)
 
 雲1つない爽快な快晴の休日。前回から1ヶ月前倒しとなり、ランクルと同月のワックスがけ。同月に車2台はそれなりにやり甲斐がある。ランクルがほとんど1日仕事になるのに比べると、プジョーは半日。楽勝だあ。このところ「メンテナンス日記」の内容は、オイル交換、タイヤローテーション、ワックスがけ、などに限られるようになってきた。いくらメンテナンスフリーと言われる日本車だって、これらのメンテナンスだけは不可欠。つまり、プジョーも日本車並みにメンテナンスフリーになったということか。
 
 プジョー・ジャポンから、出来たてホカホカの607カタログを送付していただいた。2月にプジョー本社のギャラリーを訪問した際にお願いしておいたものだ。「娘が免許を取れるようになったら、206は娘に譲って、私はこっちにしようかしら」。次は607なんですか。ラテン系はこれだもの。(笑)

 
 
 2002/08/25 ボディ・ワックスがけ(12)
 
 3ヶ月ぶりのメンテナンス日記。しかも、前回に引き続きワックスがけ。このところ、まったくメンテナンスフリーです。ほとんどトラブルらしいトラブルはありません。あえて小ネタを挙げれば、カーステレオ。ヒューズを交換したにもかかわらず、その後、またまたダウン。2度あることが3度ありました。しかし、ごちょごちょしているうちに回復。ヒューズのせいでもないようです。原因は不明。
 
 ワックスがけの最中に、リヤワイパーのゴムブレード切れを発見。これは、昨年3月に交換した代物。前回は1年ちょっと、今回は1年半足らずの寿命。リヤワイパーはほとんど使用しないのに、このありさま。フロントのゴムブレードに比較しても、耐久性に難がありゃしませんか、プジョーさん。交換は車検の時でいいかな。

 
 
 2002/09/06 ブルーライオンからダイレクトメール
 
ガラスルーフ307SW プジョー代理店のブルーライオンからダイレクトメール。そんなことが日記のネタになるのか、と思われるかもしれません。でも、これは特筆すべきニュース。これまで、プジョー・ジャポンからのダイレクトメールはありましたが、最寄りブルーライオンからは、ほとんど音沙汰なし。それが、このところ、ことあるごとにダイレクトメールが届くようになりました。いったいどうしたのでしょう。
 
 先日など、営業氏が直接我が家に来られてご挨拶。へえ〜、変われば変わるものだなあ。実はその営業氏、因縁のあの方ではありません。「退職しました」とのこと。担当者が替わったのだ。車の購入は、もちろん車の魅力で決めますが、営業担当者の印象も大切ですよね。

 
 
 2002/10/27 リヤワイパー交換
 
 久しぶりにのんびりできる日曜日。寒くなってきたので、服を着込んで、早朝からボディの水洗い。さあ始めようとリヤワイパーを持ち上げて驚いた。ガラスに残った黒い筋。なんだあ、これは。よく見ると、ワイパーのゴムブレード。全体が切れ落ちているのだ。長らく車に乗ってきたが、こんなにも完璧なゴムの切れ方は、初めてお目にかかった。
 
 前にも書いた通り、このリヤワイパーの耐久性には問題がありますね。ほとんど使用しないのに自然劣化でこのありさまです。欠陥品じゃありませんか。車検を待たず、ブルーライオンで購入して交換。1500円。前回は1600円だったのにな。本当はいくらなんでしょう。

 
 
 2002/11/14 第1回車検 〔018036km〕
 
 第1回目の車検。納車からもう3年になるのだ。午前中に最寄りのブルーライオンに持ち込む。走行距離もそんなに伸びていないし、おそらく何の問題もないだろう。予想通り、夕刻には自宅に回送。ついでに、エンジンオイルオイルエレメントの交換、フロントワイパーラバーの交換をお願いした。先日交換したばかりのリヤワイパーラバーの交換は不要、と強調しておいた。
 
 納品請求書を見ると、「シフトポジションセンサー交換」の記載。何これ?後日車検証の受け取りと引き替えに代金の支払いをした際に尋ねてみた。「若干トラブルが発生していますので、無償で交換しています」とのこと。リコールで公になる前に手を打とう、ということですかね。「定期的にコンピュータのロムのバージョンアップを」とも。いまや車もコンピュータ制御の時代なのですね。

 
 
 2002/12/01 ボディ・ワックスがけ(13)
 
 フロントワイパーのスキッとした拭き取り。引き締まったサイドブレーキ。車検後の印象の変化はこんなところ。車検整備のチェックも兼ねて定期ボディワックスがけ。エンジンルーム内のミッション付近に真新しい取付ネジを発見。これが交換したシフトポジションセンサーなのでしょうね。その他、特に気付いた点はなし。あ、ウィンドウォッシャー液の蓋が開いたままでした。
 
 そうそう、プジョージャポンから「サービスキャンペーン」のお知らせが届きました。「シフト位置を感知するスイッチの接点の固定方法に不適切なもののあることが判明いたしました」「最悪の場合、3速固定になる恐れが有ります」。「サービスキャンペーン」と言われると、受けても受けなくても、どっちでもいいよって感じですが、早めに交換しないとヤバイかもしれないのですね……。
 
 納車以来気になっていたカーステレオのパネルのビビリ。パネルの裏に小さく切った1mm厚のスポンジテープを貼ってみる。おおっ、3年間も辛抱したビビリがわけなく解消。こんなことならもっと早く対策をすればよかった。(つづく)