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 「およよ206メンテナンス日記」は、4年目に突入。昨年、初回の車検を難なくクリア。心の準備をしていたのに、拍子抜け。でもまあ、これは歓迎すべきこと。相変わらず、あちこちから小さな雑音が出ますが、もう気になりません。そういうものなんですよ、この車は。その他、トラブルもなく至って快調。
 
 それにしても、よく売れていますね。地方都市のこちらでも、珍しくないほどよく見かけます。ご近所にも何台か。駐車場で隣りに並ぶこともあって、気恥ずかしい。ナンバーまでいっしょの「206」だったりするともう赤面。こういう場合は、お互い離れて駐車しましょうね。それから、ゴミ出しに使うのは止めて下さい。似合いませんよ。
 
 これほどの普及を予期していなかったのか、使用者の奥さまはややご不満の様子。「誰でも乗っているのはね……」。オイオイ、もう飽きたのかよ。ラテン系はこれだもの。大きな初期トラブルはなさそうだけど、プジョー車の長期耐久チェックはこれから始まるところなんだぜ。まだまだ乗っていただきますよ、PEUGEOT206。合わせて、まだまだ今年も続く「メンテナンス日記」
前年の燃費の記録 
 
 
 
 2003/01/10 プジョーカレンダーをゲット
 
 例年プジョーカレンダーをいただいているのに、年が明けてもブルーライオンの営業氏はお見えにならない。図々しくも、催促の電話を入れてみた。「毎年楽しみにしているのですが……」。「今年は部数が少なく、もう残っていません」。窓口のお姉さんの言葉にショックを受ける。車を買って3年も経つと、もう顧客としてはどうでもいいのね。釣った魚にエサはやらない、ということか。
 
 残念だけど、毎年プジョーカレンダーを掛けている壁にはトヨタカレンダーだな。トヨタの営業氏は、年末年始と2回もお見えになった。次はトヨタ車にするか……。自宅から電話。「プジョーの人がカレンダーを持って来られたよ。最後の1部があったって……」。最後の1部かどうかは疑わしいが、今年もカレンダーが手に入った。次の車もプジョーにするか。
 
 
 
 2003/03/11 ボディ・ワックスがけ(14)
 
 2ヶ月ぶりの更新。定期ワックスがけ。お決まりの話題ばかりで、もう車に対す情熱も冷めたか、と思われるのはやや心外。要するに、ネタがないわけです。
 
 小ネタを1つ。運転席のドアを開閉するたびにギーという音。この種の異音はまだ聞いたことがなかった。当然ながら、ヒンジの油も切れてくる。CRCを吹けば改善すると思いきや、結構しぶとい。小さくはなったが、原因箇所が分からない。結局、この新参者を根絶するにはいたらず、異音コレクションにさらに1点追加となりました。(笑)

 
 
 2003/03/29 2万キロ突破 〔020013km〕
 
 オドメーターが2万キロを突破。納車から3年と4ヶ月。遠乗りにはまったく行かないし、まあこんなものかなあ。消耗品の消耗が少なくて助かります。(笑)
 
 日本自動車輸入組合が昨年度の輸入車販売台数をまとめている。【『毎日新聞』2003年4月5日付第8面、毎日新聞西部本社発行】 ブランド別のトップ3は前年度同様ドイツ車が占めているが、4位にはボルボを抜いてプジョーが躍進。しかも、対前年度比が軒並みマイナスの中で唯一18.9%増。「小型車「206」などが人気を呼び……」。輸入車の販売総数はピークの6割程度らしいが、高級セダンの人気は安定しているとも。高級セダンではない「206」の人気がなくなったとき、プジョーはどうなるのでしょうね。

 
 
 2003/04/06 タイヤローテーション 〔020115km〕

 5000kmごとのタイヤローテーション。溝はまだ十分あるものの、角が丸くなってきたという印象。いつもの2tジャッキでわけなく終了。小型車は楽でいいなあ。ついでに洗車も。
 
 角の減り具合がフロントとリヤでほとんど差がない。先般の車検時にローテーションしたのかな。ローテーション不要のメモを渡してあったのに。「分解整備記録簿」を確認しても、それらしい項目はない。う〜む。しばらく考えて分かった。5000kmごとだから元に戻ったということだ。納得。


 
 
 2003/04/27 角島ツーリング
 
 「プジョーならいいわよ」。キャンピングトレーラーでデイキャンプを、という私の提案は、私を除く家族全員によってあえなく却下。まあ、キャンプの下見もできるわけで、あえて異論は唱えず、大勢に迎合。家族全員のツーリングは、ひょっとすると初めてかもしれない。娘たちも、無骨なクロカンより、お洒落なプジョーの方がお気に召す年頃になったのかな。
 
 1時間余りで角島大橋に到着。無料の橋としては日本一の長さ。2年ぶりに訪れた角島灯台には、整備された公園も。海が美しい。帰途、角島大橋からすぐのホテル西長門リゾートで入浴。「附野温泉は地名、温泉ではありません」とのこと。露天風呂こそないが、ガラス張りの浴室からの展望は最高。街乗り以外での運転は本当に久々。路面に吸い付くようなドライブフィーリングは、相変わらず魅力的だ。

 
 
 2003/06/07 ボディ・ワックスがけ(15)
 
 梅雨入り間近の報道もあり、快晴の休日にワックスがけ。バンパーやサイドモールにツヤ出しのダッシュボードケアを塗布すると、いつものことながらキリリと引き締まったいい感じによみがえる。
 
 このところ、洗車のたびに気になることが。フロントのホイルキャップの汚れが次第に取れにくくなってきたのだ。フロントホイルを真っ黒にしたプジョーを見かけるたびに、あんなふうにならないようにしよう、と気を使ってきたのに……。ブレーキシューの汚れは落ちにくいらしい。課題だなあ。

 
 
 2003/06/27 リモコンキーの電池交換
 
 「ドアロックが開かないのよ」と奥様からクレーム。そろそろだろうな、とは思っていた。納車以来3年半でリモコンキーの電池交換。恐る恐るふたを開けると、大きなリチウム電池が1個。Panasonic CR2016(3V)。近所のお店で探すと簡単に見つかった。
 
 さあ、どうだろう。ん?スイッチを押しても車の反応がない。あれれ。え〜っと。そうそう、初期設定が必要という文章を読んだ覚えが……。取扱説明書に従って操作。手順が多くて結構面倒だ。2回目のチャレンジでやっと成功。このところ珍しいメンテナンス日記らしいネタですね。

 
 
 2003/06/30 貸付の償還完了の通知
 
 206の購入時には、代金の支払いで苦労した。販売店に現金払いを受け入れてもらえず、やむなく信販契約。納車が遅れているにもかかわらず、信販会社から入金の督促。債務者扱い。すったもんだの挙げ句、最後は現金払い。思い出すのも腹立たしい。その信販会社は、その後、経営陣とウラ社会の癒着が社会問題化した。さもありなん。
 
 現金払いにはしたものの、その資金の一部は職場の貸付だった。この3年間、毎月給料から天引きされていたが、ついに償還完了。わあ〜い、やったあ〜。今後の月々の差額は次の車の資金かな。「いいえ、子供の教育費よ!」。あらら、ラテン系も意外にしっかりしていらっしゃるのね。

 
 
 2003/07/23 ウィンカーの電球交換
 
  「最近ウィンカーの点滅が早いのよ。高速モードなのかしら」。オイオイ、そんなモードはないでしょう。そりゃ球切れだぜ。点検すると右リヤのウィンカーが点滅しない。早速、電球交換。
 
 コンビネーションランプの仕組みについては、すでに勉強済み。蝶ネジを外して確認すると、内側の黒くなった電球を発見。これだ。12V21W。最寄りのお店で購入して取り換えようとしたが、うまくはまらない。ピン位置が微妙にずれている。なってこったあ純正品購入すべくブルーライオンへ。えっ、これって着色球なんですか。すすけて黒いのかと……。また1つ勉強になりました。PY21W。400円。

 
 
 2003/08/17 エンジンオイル交換 〔022824km〕
 
 エンジンオイルの交換は、昨年末の車検時以来。地方のディーラーさんはまだお盆休みだろうなあと思いつつ、ブルーライオンに電話を入れると、「サービス担当が一人出ています」。待ち時間もなく、すぐに作業をしていただきました。3.0Lで4,700円。これまでずっと3,000円だったのに、相変わらず不明朗な会計だなあ、という印象。
 
 先般、同僚が307SWをご購入。これで職場のプジョーが2台になった!

 
 
 2003/09/02 コンビネーションランプの電球交換
 
 先日交換したばかりのコンビネーションランプがまたまた球切れ。今度は、左リヤのスモールランプ。ストップランプもいっしょの12/5W。カーショップで2個入りを購入。1個だけでいいのに、いやらしいなあ。ブツブツ……。交換後に確認すると、あれあれ、右のストップランプが点灯しない。なんてこったあ。しかし、慌てることなく、仕舞いかけていたもう1個の電球を早速活用。こういうときのために2個入りになっているわけでもなかろうが……。
 
 壊れる自動車作りが大切、という話を聞いたことがある。壊れないと次が売れないからだ。大量生産、大量消費の業界では、商品の耐久性は、営業戦略とのからみで、あるレベルに意図的に設定されている。相次いで切れる電球に、その技術力の高さを見る思いがする。

 
 
 2003/09/14 ボディ・ワックスがけ(16)
 
 3ヶ月ごとの恒例ワックスがけ。磨き上げている最中に大変なものを発見。左リヤのフェンダーに、塗装の内部からサビが浮いている形跡。タイヤハウスの円弧に沿って、真上付近に1つ、やや前方に5つ。そのままでは分かりにくいので、縁取ってみました。
 
 ヒエーッ!!って感じ。この種のトラブルは10年経過してから、という認識だった。前回のワックスがけ時にはなかったので、最近の現象。塗装の下地処理が甘いのでしょうか。隣接する左リヤドアの塗装の不始末と関連があるのでしょうか。このまま進行するようだと手を打たなくてはいけませんが、とりあえず様子を見ましょう。他にも気になるサビがあるのよね。

 
 
 2003/12/13 2004プジョーカレンダーを入手、ところが……
 
 3ヶ月ぶりの更新。「便りがないのはよい便り」と言われる通り、車については何ら問題ありません。ご安心ください。早々に来年のプジョーカレンダーを入手。今年初頭のように催促するまでもなく、営業氏が自宅に持って来られた。いつもと違うサービスだなあ……。
 
 「トヨタに負けました」。プジョー正規代理店をやめた、とのこと。ギョエーッ!!!例年カレンダーに印刷されている販売店名はなく、明らかにそれと分かるゴム印のみ。慌ててプジョージャポンのホームページを確認すると、確かに県内のブルーライオンが1つだけになっている。車には満足しているものの、購入時のトラブル以来、販売店がらみで振り回される。ドラスチックな展開。これからどうなるの……。

 
 
 2003/12/21 ボディ・ワックスがけ(17)
 
 初雪をもたらしたこの冬一番の寒波。それが去った好天の日曜日に、恒例のワックスがけ。左リヤフェンダーのサビは、この3ヶ月の間にわずかながら大きくなった感じ。しかし、実際には、まだよく見ないと分からない。観察を続けましょう。
 
 そんなことより、ブルーライオン。あ〜らら、本当になくなっていました。一昨年の新装開店の面影はありません。ライオンマークの看板があった支柱が哀れ。今後のメンテナンスやリコールはどうなるのでしょう。購入時に「代理店に問題はない」とおっしゃっていたプジョージャポンは、どういうスタンスなのでしょうか。さらに、そもそもどういう経緯だったのでしょうか。車のメンテナンスではないネタが続きそうです。(つづく)