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松山市野外活動センター(愛媛)
 
 
 
 
 2009/01/11-01/12(1泊2日) 山口・豊田湖畔公園(Bサイト)
 
 昨年末はキャンプに行けないまま、年が明けてしまいました。懸案の原稿も仕上がり、自分へのささやかなご褒美として最寄りの豊田湖畔公園にキャンプして温泉三昧。「美味しい食事と熱燗、どお?」と奥さまもお誘いしました。
 お昼過ぎにチェックインして早々に俵山温泉へ。寒いときは温泉に限ります。雪がちらちらしているので、夕食はトレーラーの室内。魚屋さんで新鮮な寒サバを入手し、サバのしゃぶしゃぶ。刺身もいいですが、しゃぶしゃぶもいけますよ。
 翌朝、サイトは雪景色。簡単に朝食を済ませ、今度は湯本温泉へ。恩湯の泉質は本当にすばらしい。お湯の温度は高くないものの、湯上がり後のぽかぽか感は格別です。サイトに戻って撤収。お昼前には早々に帰宅。今年も月イチキャンプを目指すぞお〜。

 
 
 2009/03/09-03/10(1泊2日) 山口・秋吉台オートキャンプ場(Aサイト)
 
秋吉台サファリランド かつてキャンプに同行していた下のお嬢さまも、4月から県外の大学に進学。もういっしょにキャンプすることもないだろうなあ。「最後に1回キャンプしない?」とお誘いしてみました。メインイベントは、アミメキリンの赤ちゃんとのふれあい。どういうわけか、下のお嬢さまはキリンが大好き。付き合ってあげてもいいけど……、というお慈悲を感じつつ、秋吉台オートキャンプ場での父娘キャンプが実現。
 現地は、高速道を使わなくても自宅から1時間半程度。昼食を済ませてからのんびり出発。チェックイン後、隣接のトロン温泉に入浴。いつのまにか温泉に「人工」の表示が追加されています。当初、隣接のレストランで夕食の予定でしたが、念のため事前に確認したところ、レストランはすでに廃業。おっと、こんなご時世ですからさもありなん。食事の準備すら避けようとするぐうたらキャンプに喝!ってとこですね。(笑)
 心を入れ替えて準備したのは、牛のしゃぶしゃぶ、デザートのショートケーキ。お嬢さまはことのほかご満足。やはり女性は食い気に弱い!? 早々に就寝したものの、立木からしたたる夜露がトレーラーの屋根にポタリポタリ。父娘ともなかなか寝付かれません。枯れ木の下のトレーラー。映像的には申し分のないシチュエーションでしたが、キャンプのいろはを忘れていました。あはは。
 第2日目。朝食後、運動も兼ねて隣接の景清洞の散策へ。壇ノ浦の戦いに敗れた平家の武将平景清が潜んでいたという洞窟です。キャンプ場利用者にはトロン温泉、景清洞の割引があります。その後、カップ麺で簡単に昼食を済ませてトレーラーの撤収。いよいよメインイベントの秋吉台サファリランドへ。といっても、信号のある交差点を1つ移動するだけ。秋吉台オートキャンプ場は隣接施設が充実しているので、1泊でも十分に楽しめます。
 サファリランドと言えば、車で入場して放し飼いの野生動物を見学するのが王道ですが、トレーラー牽引でもあり、当方は、徒歩で見学できるふれあい広場を選択。キリンの赤ちゃんはここにいます。早速キリン獣舎へ。誕生当時1.7mだったという赤ちゃんも、数ヶ月の間に2.5mに成長。それでも4〜5mの成獣に比べるとまだ背は低い。人工保育のせいか、やたらに人なつっこく、そばに寄ってくるので、からだに触れることもできます。キリンの唇は柔らかい!
 園内では、ゾウの耳や鼻に触れることもできます。ゾウの鼻はあたたかいのですよ! これまでにないサービスの充実に、生き残りをかけたサファリランドの意志を感じます。いいことです。キリンを間近にすることができたお嬢さまは大感激。お父さんキャンプのポイントもアップ。しかし、「キャンプ、またしたいね」には、……。もはや、親が子離れするときか。

 
 
 2009/03/17-03/19(2泊3日) 愛媛・松山市野外活動センター(フリーサイト)
 
今治城 下のお嬢さまとのキャンプは前回で終わりかもしれません。でも、上のお嬢さまとは、2007年以来、毎年恒例のキャンプがあります。お城の天守閣巡りキャンプ! 今年の目的地は四国の愛媛県。なんとこの県には4つも天守閣があるのですよ。昨年のキャンプ以来、計画を練っていました。
 下関からいきなり四国への移動は厳しいので、また諸般の事情もあり、とりあえず広島の実家で1泊。その翌日、広島から愛媛県お城巡り父娘キャンプに出発。トレーラー牽引のしまなみ海道2001年のキャンプ以来。大浜SAのはっさくソフトクリーム、来島海峡SAの海道ラーメンを味わって四国に上陸。
 最初のお城は今治城。トレーラー牽引のままなので普通車駐車場は不可。大型バスの駐車場へ。管理事務所に電話すると、お姉さんが走って来てカギを開けてくれました。2時間500円。時間に余裕があるのでキャンプ場の前に温泉へ。市街地外れの湯ノ浦温泉。当初同名の道の駅に入浴施設があるものと思っていましたが、これは誤解。日帰り入浴の可能な高台の湯ノ浦ハイツへ。浴室から瀬戸内海の眺望がよい。でも、残念ながらお湯は循環・塩素。
 今治市から317号線でキャンプ場のある松山市野外活動センターへ。16:30チェックイン。予約時の電話対応がお役所的でウンザリしましたが、キャンプ場の受付は懇切丁寧。ホッ。他にお客さんはなく貸切。なだらかな斜面を階段状に整備しただけのフリーサイト。植栽の仕切りがある個別サイトよりもはるかに使い勝手はよい。キャンプ場の奥にゴルフ場があるらしく、そこに行き来する車の騒音がやや気になるかな。照明がほとんどないので夜中には星空も。
宇和島城 第2日目。早起きしてお城巡り開始。松山ICから大洲IC経由で宇和島へ。大洲からは高速を使わず一般国道。「高速代、節約しよう」と言うお嬢さまに、生活力がついたなあとちょっとウルウル。宇和島城入口に駐車場。トレーラーがないと駐車は気楽です。天守までの石段の試練がいい運動に。お昼も近づき、駐車場前の海鮮割烹一心へ。郷土料理の鯛めし。といっても炊き込みご飯ではなく、鯛の切り身と玉子入りのだし汁をご飯に掛けていただきます。今回のキャンプで一番の豪華食事。それにもかかわらず一人1050円とリーズナブル。
 再び一般国道で大洲に戻り、続いて大洲城。こちらは木の香も新しい2004年(平成16年)の復元。「時代を感じないね……」。お嬢さまの辛口批評。その後、高速道で松山に戻り、大街道電停前の市営駐車場に駐車。ロープーウェイで松山城へ。1854年(安政元年)再建の現存天守。しかも天守と櫓が廊下で結ばれた連立式城郭。天守閣評論家のお嬢さまによると、この連立式といい、モノトーンのコントラストといい、松山城は、熊本城、姫路城と並んでお気に入りの上位3つに入るのだそうです。ふむふむ。
 駐車場のランクルはそのままにして、市内電車で道後温泉へ。松山に来たからには道後温泉ですよね。もちろん道後温泉本館。ここも2001年のキャンプ以来。ウィークデイだというのに妙にお客さんが多いですね。観光客を引き付ける地元の活気と意気込みを感じます。不景気でも、人が集まるところには集まるわけです。お風呂の後にお買い物。坊ちゃん団子ポンジュースじゃこ天など。とりわけ風呂上りに飲むポンジュースは最高! 19:00サイト着。
 第3日目。朝食後、野外活動センター内をのんびり散策してからトレーラーの撤収。チェックアウト。往路と同様317号線経由でしまなみ海道へ。最後のねらいだった瀬戸田SAのたこ天丼にも満足。天候に恵まれ、快晴の上に気温もポカポカ。スケジュールも小気味よく消化できて思い通りのお城巡りキャンプでした。「またキャンプしたいね」には、「またキャンプしようよ」とお嬢さまの力強い賛同。こちらはまだ続きそうだな。でも、あまり調子がいいのできっと何か悪いことがあるのかも……、という予感。
 ありました。帰宅後、現像したフィルムのうちの最後の1本が未露光。ひえ〜っ。撮影したはずのフィルムが最初から全然巻取られていなかった……。(涙)こんなチョンボは初めて。松山城、道後温泉、それにたこ天丼がぁ〜。ん?いまだにフィルムカメラって変ですか?

 
 
 2009/05/20(日帰り) 山口・赤田海水浴場
 
 法人化すると大学教員も制度上は労働者の一員。土日に学会出張があると、ウィークデイに振替休日を取らなければならないのだそうです。「勉強するな」と言われているようで奇妙な違和感があります。労働基準法なんて、そもそも研究者の世界には馴染まないものなんですよ。それを一律に杓子定規に適用しようとすると奇妙なことになります。
 労働基準監督署の方ですら、個人的見解と断った上で、「大学の先生方に労基法は馴染みませんよ。あえてこちらから踏み込むなんてことはしていません」とおっしゃっています。「でも、言われれば対応せざるを得ません」とも。あっ、こんなことを書くページではなかったですね。何か最近、大学内の労務管理が奇妙なことになっていて……。要するに、ウィークデイに丸1日お休みができたってことです。
 一人ではつまらないので、同行いただけるお相手を探さないと……。といっても、世間では仕事の日。堅気の方は誰も遊んでくれません。そうなると身近なところではただ一人、つまり奥さま。しかし、説得材料がないとなかなか賛同が得られません。「人のいない海辺で美味しいランチ、見晴らしのいい露天風呂、片付けも一切しなくていいから……」
 2007年以来、2年ぶりの赤田海水浴場。ここから望める角島大橋は、いまや山口県の観光名所の1つ。土日や観光シーズンにはさぞかし人がいっぱいなのでしょう。しかし、シーズン前の海水浴場、さすがにウィークデイは人がいません。久しぶりの牽引感覚を楽しみながら、エイ、ヤーと絶好ポイントにトレーラーを配置。
 設営後、当方はさっそく食事の準備。今回のメニューは生ウニのパスタ。奥さまはウニやアワビに目がないですからね。浜辺の散策などしてお待ちいただき、「ハイ、できましたよ〜」。食後はのんびりくつろいで、トレーラーのベッドで少々お昼寝。その後、トレーラーを残して、隣接の西長門リゾートホテルのお風呂へ。海を見渡す開放感いっぱいの露天風呂。以前ガタガタ揺れていたエレベーターが改修され、室内も若干改装されています。入浴料が1,000円になっていました。
 せっかくですから、角島大橋を渡って角島へ。お風呂上りにソフトクリームという段取りでしたが、あれれ、当てにしていたお店は定休日。人が少ないウィークデイ、そりゃあ、お店もお休みですわな。あはは。

 
 
 2009/06/19-06/21(2泊3日) 大分・志高湖キャンプ場
 
 月イチキャンプの実現のために、今月も奥さまを説得。「温泉と美味しい料理。食事の用意も片付けもなし。笑顔だけで十分。これでどお?」金曜日の仕事が終了後、トレーラー牽引で別府の志高湖キャンプ場へ。昨年の11月以来。21:00前に到着したものの、以前と違って、警備事務所でチェックイン手続き。広場には2グループの先客がありました。設営後、最寄りの堀田温泉。こちらは22:30までなので時間的にはまだ余裕。
 第2日目。朝食後、志高湖湖畔を散策。白鳥のヒナが1羽、囲いの中で大切に育てられています。その後、鉄輪温泉に繰り出し、ひょうたん温泉。目的は、奥さまに別府八湯温泉殿堂に殿堂入りしている当方をご確認いただくこと。それと、地獄蒸し料理。湯上がりのお隣りさんが「ビールうまい〜、プファー」。そりゃうまいでしょう。車の当方はグッと我慢。
 昼食後、鉄輪温泉の散策。喫茶店で休息のはずが、鉄輪バス停待合室でコンビニのアイスクリーム。エスコートとしては失格でしたか? 挽回しようと、明礬温泉の先の十文字原展望台へご案内。別府市街地が一望できる絶景ポイントです。湯の里に入り、温泉卵をお土産にサイトに戻る。我慢していたビールを堪能。プファー(私)。プファー(奥さま)。土曜日だけあって5〜6グループのお客さん。我が家のお隣りには、高崎ナンバーの単車のライダーさん。
 第3日目。朝食後、志高湖の湖畔を今回は逆周りに散策。悲しいお知らせ。白鳥のヒナが亡くなりました。えっ。管理人さんが網ですくって行くところを目撃。どうして? 理由は不明です。トレーラーを撤収して駐車場に移動。ここのキャンプ場はチェックインとチェックアウトの時間だけとても厳格です。お隣りのライダーさん、夜明けとともに出発かと思いきや、当方よりものんびりでした。トレーラーを駐車場に残し、市街地に繰り出します。
 大分香りの博物館へ。動物系のそれっていわゆるフェロモン? シャネルの5番も体験。その後、味蔵で昼食。地鶏の炭火焼が美味しいお店です。私はすでに4回目。奥さまは大好物の鶏の軟骨もご堪能。これでビールが飲めたらなあ。フェロモンに続いて焼肉。こりゃあ元気が出ますぜえ〜。おっと、これはヒンシュク。このウェブページは県外に進学した我が家の娘たちもご覧の様子。教育的指導!
 モウモウの煙を洗い流すために夢たまて筥で入浴。浴室にテレビもいいですが、音が大きすぎます。落ち着きません。ちなみに当方、今回のそれぞれの入湯には温泉道の「高段位者優遇入湯券」を活用させていただきました。キャンプ場に戻ってトレーラーを連結。14:00に出発して下関には17:00過ぎ。もちろん牽引車には高速割引1000円なんてありませ〜ん。一般道です。
 雨こそなかったものの、梅雨空のせいで奥さまには志高湖キャンプ場からの由布岳の絶景をご覧いただけませんでした。鶴見岳のロープーウェイも山頂は霧の中。こんなことではいけませんね。是非機会を改めてもう一度ご案内いたしましょう。次回はディープな別府もね。(笑)

 
 
 2009/09/24-09/27(3泊4日) 山口・豊田湖畔公園(Aサイト)
 
 毎年この時期の恒例になりつつあるゼミ学生とのキャンプ。場所はいつもの豊田湖畔公園一昨年昨年の2回はゼミキャンプに先行して家族とキャンプ。しかし、今年は同行してくれる家族がいません。(涙)下のお嬢さまは県外の大学へ進学。奥さまも娘たちのところへ遊びに行って不在。で、結局、先行する2泊は一人きりのキャンプとなりました。
 初日、仕事が終わってからトレーラー牽引でチェックイン。サイトはもちろん電源なしのNo.15。管理人さんによれば、シルバーウィーク中はサイトが100%の稼動だったとか。しかし、休み明けで他のお客さんはなく、キャンプ場内は貸切状態。一人でのんびり温泉三昧、と思っていたところ、湯本温泉に通じる道路が梅雨の豪雨以降、土砂崩れで通行止め。あらら、しょうがありませんね。ということで、俵山温泉へ。
 第2日目。キャンプサイトですることもなく、朝食後、早々に帰宅。実は歯の治療を予約していました。サイトから歯医者に通うのも何だかねえ。午後、学生たちとキャンプの打合せ。その後、再びサイトへ。途中、道の駅の西ノ市温泉。寝るためだけにキャンプ場に通っている感じ。しかし、豊田湖に写る朝日、満天の星空など、それなりに開放感と満足感も。
 第3日目。大学に集合してゼミキャンプに出発。途中で食材を調達。スーパーのアルバイトで慣れているらしく要領はいい。私は何も言わずに見ているだけ。キャンプ場に到着して学生たちがキャビンにチェックイン後、早速バーベキュー。昨年に続いて、私はダッチオーブン鯛めし。好評につき、みんなで完食。土曜日とあって、バーベキュウーハウスにはもう1つのグループ。でも、キャンプ場は貸切のまま。
 第4日目。学生たちと俵山温泉の朝風呂へ。鄙びた田舎の温泉街の風情が学生たちには新鮮らしい。サイトに戻って記念写真をパチリ。実は、自宅近所の学生がいて、小学生のときから我が家のトレーラーが気になっていたとか。大学生になって初めて室内にご案内。まあ、これもご縁ですね。それにしても、みんなそれなりに生活力が身に付いているなあ。同じ年頃のうちの娘たちは親元を離れてどうしているのでしょう。「ゼミ生といえば我が子も同然」。これ、ゼミのキャッチコピー。

 
 
 2009/10/23-10/24(1泊2日) 山口・豊田湖畔公園(Aサイト)
 
 先月のゼミキャンプで使った俵山温泉の回数券の残りが2枚。通行止めで湯本温泉に行けなかった欲求不満もあり、奥さまをキャンプにお誘いしてみたところ、予想に反して快諾。「次の日はキャンピングカーの団体さんの貸切ですけど」という管理人さんの事前情報を了承しつつ、1泊だけの豊田湖畔公園へ。
 設営して、早速俵山温泉。温泉から戻ったサイトは当方の貸切。夕食は、ハモのしゃぶしゃぶ。港町の下関では、骨切りしてもらって2人前で500円程度。もちろん厚着をして屋外で。熱燗もグビグビ。期待していたオリオン座流星群は見えなかったものの、これからの季節、アウトドアでの熱燗はたまりませんね。
 翌朝、久しぶりの湯本温泉。サイトに戻ると団体さんの設営がもう始まっていました。早々に撤収して退散。帰途、道の駅の直販市で、これまた格安新鮮野菜をたくさん購入。我が家では、しばらく水菜レンコン里芋の食事が続きそう。(笑)