2014年2015年2016年 BACK
 
 
吉井竜天オートキャンプ場(岡山)
 
 
 
 
 2015/06/13-06/15(2泊3日) 大分・志高湖キャンプ場
 
 昨年の9月を最後に、もう半年以上、正確には9ヶ月もトレーラー稼働がありません。多忙な管理職の仕事のお陰で、時間も元気もありませんでした。今年4月からその管理職をお役御免。少しは気持ちと時間の余裕ができたものの、これまでのツケがたまっていて意外に忙しい。それでも、5月末締切の原稿を提出したのを期に、少しは自分をほめてあげることにしました。6月にはトレーラーキャンプ、そう決めていました。
 まず最初は、下のお嬢さまと美術館キャンプ。昨年9月の植田正治、足立美術館の続きです。で、どこ?「大分県立美術館が開館して、国宝の長谷川等伯が来てるらしいよ」(お嬢さま)。大分ならいつもの志高湖で楽勝。それに先般東九州道が伸延され、より近くなっています。美術館とセットで、大分の滝巡りもしましょうか。しかし、久々のトレーラー稼働。トレーラー本体は大丈夫かな。心配になって出発の数日前、連結してご近所をくるくる2周。灯火類もチェック。気になるところもありますが(→こちら)、まあ大丈夫そう。本当に久しぶりのトレーラーキャンプ!
 日程は土日しかありません。金曜の夜には現地に着きたい。午後6時に授業が終わって帰宅後、先にトレーラーを連結しておいてから夕食、そして出発。せっかくの別府ですが、到着が遅いので、お風呂も自宅で済ませておきました。
 日没後の東九州道。真新しい道路ですが、真っ暗で周囲の景色は見えません。SAからキャンプ場に連絡。「10時くらいまでならチェックインをお待ちしています」。到着は9時半くらいでしたね。先客が5〜6組。キャンプ広場のいつもの場所にはすでに単車の先客。「お騒がせして申し訳ありませ〜ん」とちゃんとご挨拶をして、その隣りにトレーラーを設営。真っ暗なので、トレーラーの向きは適当です。持参のビールで乾杯し、早々にお休みなさい。
 第2日目。メインイベントの大分県立美術館。われわれが目覚めたときには先客のほとんどの方たちはすでに撤収済み。みなさん朝が早いなあ。いえいえ、こちらが朝寝坊。持参した食材で簡単な朝食。昨晩適当に設営したトレーラーは、やはりいつもと違う方向を向いていました。窓から見える景色もいつもと違い、むしろ新鮮な印象。新緑の季節だけあって緑が美しい。たいていは緑のない冬場のキャンプばかりですからね。
 美術館のある大分市街は別府からすぐです。高速道経由も考えましたが、まあ10号線でいいかな。これで正解。別府湾沿いの片側3車線の国道を高速道のように車がビュンビュン流れます。景色もいいし、あっという間に大分市街。大分県立美術館は道路沿い。開館直後で地下駐車場はまだガラガラ。地上に出て美術館の建物を見てビックリ。趣向を凝らした立派な建物です。設計は坂茂。お嬢さまの卒業した大学の先生らしい……。館内に入ってまたビックリ。大空間のエントランスに巨大風船状のオブジェが林立。チケットを購入して、いざ展示室へ。1階と3階に分かれています。
 個別作品への言及は控えますが、まあ、よくもこれだけ一流品を集めましたね。それも異種多領域。「百花繚乱」がテーマですかあ。う〜む、おなかいっぱいです。大分県の特産品もからんだオトナの事情も感じます。長谷川等伯の展示の仕方もどうなのでしょう。国宝なのに。全部出しましたって感じですが、次の企画どうします?心配ですねえ。おなかいっぱいですが、お昼になると、やはりおなかがすきました。適当にどこかでと思っていたところ、美術館と通路でつながったNHKの建物に、そば屋さんを発見。お嬢さまといっしょにゴボウ天そばを食べました。
 さて、午後はどうするかな。当初の予定は滝巡り。雨模様になってきたものの、予定通り原尻の滝へ。ナビさまの仰せ通りに442号線を豊後大野市へ。この442号線がくせもの。最初こそ立派な舗装道路ですが、最後は狭いくねくねの山越え道。しかも当方同様、ナビ様の仰せ通りにやって来る対向車も多数。狭い道での離合は疲れます。遠回りでも、広い国道がいいです。
 雨脚が強くなったところで原尻の滝に到着。さすがにお客さんもまばら。しかし、アウトドア正統派の我が家では、雨降りは当たり前。アウトドアでは雨も降ります。長靴に履き替え、を差していざ出陣。数日前からの豪雨のせいか、前回来たとき(→こちら)に比べると、水量も多く迫力満点。滝正面の吊り橋からの景色も圧巻。ぐるっと半周して滝上部からのぞくと吸い込まれそうでコワイ。
 ほぼ貸し切りの原尻の滝を後にして、振動の滝へ。大分、竹田、九重をぐるっと一周して別府に戻るという趣向。天気がいいと景色のいい絶好のドライブルートなんですけどね。残念ながら、雨と霧で何も見えません。ま、そういうときもあります。アウトドアですから。ただし、感動の発見が1つ。竹田市を過ぎたあたりでメロディーロードに遭遇。高速道によくありがちの「タンタンタン」という例のあれかなと思いきや、明らかにタイヤノイズに長短と高低のあるメロディー。もちろん「荒城の月」。お嬢さまと2人で歓声をあげました。わあ〜っ!
 その後は淡々と走って、瀬の本、長者原から九重夢吊大橋へ。「本日は終了しました」。あれ、もうおしまいですかあ。残念。駐車場から吊橋だけ見学。振動の滝はこの吊橋から見えますが、霧で見えなかったかもしれませんね。そう納得することにして、これはまた次回。九重インターから高速道で別府。「お風呂はシャンプーと洗顔が普通にできるところ」というのがお嬢さまからの要請。当方も、泉質云々よりとりあえずさっぱりしたいので、無難に堀田温泉。コンビニで夕食を調達してキャンプ場に帰還。
 土曜日だけあって、家族連れのお客さんたちでにぎわっています。トレーラーのお隣さんは、こまめなパパとモンドリアン柄のワンピースのママ。女の子2人。お姉ちゃんがトレーラーに挨拶に来ました。ご近所とのコミュニケーションは、どこでも大切です。当方、さすがに連日の運転疲れ。夕食後「食後にすぐ寝るのは体によくないらしいよ」と言い終わらないうちにベッドでバタンキュー。食事の片付けや、お嬢さまがその後どうされたかなど、一切不明……。
 第3日目。前日同様、のんびりした起床と朝食。アウトドア正統派は早起きのはずですが、我が家はここは異端。ベッドの中でグズグズ、ムニャムニャ。朝食後、志高湖の湖畔を散策。振り返ると由布岳と鶴見岳……、雲に隠れて見えません。しばらくすると、ゆっくり流れる雲の上に由布岳の山頂。ほお〜。霊峰富士のイメージですね。横山大観先生が描かれそうな感じ。志高湖の湖面に反転するいつもの姿とはまた趣が違います。
 トレーラーを駐車場に移動しておいて街で昼食。当方は何度目かの水天。お嬢さまは初めてかな。回るお寿司屋さんですが、別府も下関同様、お魚がおいしい。食後にお土産の調達。広い駐車場があって地元の物産が入手できるところ。今回はフェリー発着場をねらってみました。いまはない広島・別府航路が懐かしいですが、別府から関西や四国への航路はあります。国際観光港には巨大なサンフラワーが接岸しているものの、出港時間ではないので、建物には人の気配がありません。それに比べて、隣接の宇和島運輸の方は賑やかです。徒歩で移動しているまさにそのとき、宇和島運輸のフェリーがこちらに向かっているのを発見。大型船の接岸は見応えがあります。「タモリ倶楽部」で接岸映像を見て以来、気になっていましたが、まさにその現場を目の当たりにすることができます。予想外の展開。
 頭から突っ込んできた船が減速して旋回。船首の横向きプロペラの様子もわかります。向きを変えると、今度は後進して所定の位置ピッタリに接岸。何人もの人が船上と岸壁で働いている様子もわかります。あんな巨大なものをピンポイントで接岸させる操船技術はすごいなあ。お嬢さま共々しばし感動。いいものを見学させていただきました。トレーラーの後進も難しいですけどね。(笑)
 結局、お土産は関あじの干物に決定。奥さまのために夕食のおかず。キャンプ場の駐車場に戻ってトレーラーを連結して帰宅。来るとき、真っ暗で様子の分からなかった東九州道を再び経由して自宅へ。のんびり走っても2時間程度ですかね。信号のストレスが少なくなりました。さて、次のキャンプはどこへ行こうかな。
 
 
 
 2015/08/24-08/27(3泊4日) 岡山・吉井竜天オートキャンプ場
 
 昨年の上のお嬢さまとの霧島キャンプの後、お城巡りキャンプが課題になっていました。「今年はどうするの?夏休みとれる?」念押ししたところ、夏休みOK。しかも昨年と同じ日程。当方も期末試験の採点と研究会の終了後につき、連休OK。てなわけで、2011年10月以来のお城めぐりキャンプが復活。もちろん四国の丸亀城、淡路島の洲本城址、それから播州竹田城址も気になっているとか。改修された姫路城はすでに制覇済みだそうです。
 そうなるとキャンプ場はどこでしょうねえ?できるだけ丸亀、洲本、竹田から等距離、もしくはぐるっと一周できるところ。探した結果、岡山県赤磐市の吉井竜天オートキャンプ場に決定。予約の連絡を入れると、「トレーラーの方も来られますが、山陽インターではなく、和気インターからの道路が広いです」。後日、利用承諾書が郵便で届きました。それにもおすすめルートの説明がありました。
 しかし、高速出口からの経路もさることながら、和気インターは岡山の東。本州西端の下関からだと400キロ以上。初日の移動距離としてはかなりハード。しかもトレーラー牽引。そこで、お嬢さまの目下の居住地、東広島まで前日に移動しておくことにしました。トレーラーを連結した駐車に一工夫が必要でしたが、お嬢さまの部屋に前泊し、キャンプの出発は東広島から。朝イチでスーパーに買い出しに行き、西条インターからいざ出発。
 チェックインは15時から。早く着きすぎるとマズいなあ、とサービスエリアでのんびりしていたら、結局、到着は15時半。和気インターに何となく記憶があったので、確認したところ、最寄りの和気鵜飼谷温泉2001年に家族で来たことがありました。キャンプ場は山の上。勧められたメインルートも、最後は左右に電気柵のあるいわゆる中山間地の細い山道。がんばって登坂している最中、後方にワンボックス車が接近。若干広いところで道を譲ってあげました。キャンプ場のお客さんでしょうね。
 「トレーラーの方はサイトの中に置かれていますよ」。チェックインの際に了解を得たので、ランクルでサイトの中へトレーラーを引き込んで設営。サイトの中まで乗り入れられるのはありがたい。ダメって言われることもありますからね。どうやら、今夜のお客さんは先ほどのワンボックス車のご家族だけらしい。実質的にほぼ貸切です。
 設営後、まずお風呂。キャンプ場事務所のご紹介で、山を下ったお隣り建部町のたけべ八幡温泉へ。ちょっと距離がありますが、今年4月に新築されたばかりの真新しいきれいなお風呂。お嬢さまから高い評価をいただきました。
 サイトに戻って夕食。ランクルも乗り入れられるほど広いサイトにテーブルを出し、夕食の準備。ポツポツ……。あれ、雨ですかあ。何しろ台風が西日本に接近中ですからね。サイトでの夕食は即中止。タープなんて張りません。迷わず炊事棟へ移動。照明ありの屋根の下。快適です。メインディッシュは、お嬢さまには初披露の溶岩プレート。そのための肉と野菜を朝の買い出しで調達して来ました。カセットコンロですから手間いらず。やはり鶏肉キノコ塩レモンのタレが美味しい。
 台風の動向を見極めつつ、あすの計画を2人で再検討。雨は降っても大きな影響はないものと判断し、朝来市の竹田城址行きを決定。登るかどうかは現地の状況次第。では、お休みなさい……。あ、その前に「筋肉カルタ」。筋肉の名称がカルタになっています。初日は勝負せず、学習のみ。本番はあすの夜以降。
 第2日目。朝の時点でまだ台風の影響はなく、のんびり朝食。のんびりしすぎて9時出発の予定が10時出発に。中国道美作インターから福崎ジャンクション、播但連絡道経由で和田山インター。とりあえずJR播但線の竹田駅へ。移動の途中から雨模様。情報によると我が家のある下関は直撃らしい。大丈夫かな。しかし、兵庫県ではそんなでもありません。すでにお昼を過ぎていたので、まず食事。駅の駐車場がお食事処の駐車場だったので、そのままその寺子屋さんへ。古民家風で女子受けしそう。ランチと天空パフェをいただきました。
 「竹田城、最近有名よね、なんで?」「えっ、知らんの?高倉健さんの映画『あなたへ』でしょ」。はあ、世事に疎いのをお嬢さまに指摘されました。「じゃ、キャンプから戻ったらレンタルで観よう。いっしょに」と提案。帰宅後の予定が決まりました。昼食後、観光案内所で情報収集。雨の中、おそらく何も見えないでしょうとの示唆があり、城址登山は中止。代わりに「天空の城情報館」の大スクリーンで絶景を堪能しました。竹田駅を行き来するキハが気になりましたが、今回はお嬢さまメイン。教えていただいた最寄りの温泉施設の奥香の湯へ。若干アルカリ泉の印象を確認できるいいお風呂でした。昨日に続いてお嬢さまの評価も高い。ヨシヨシ。
 雨脚が激しくなってきたので、無理せず帰還することに。高速前のコンビニで夕食とあすの朝食を調達。帰途の播但連絡道は暴風雨。ワイパーをハイにしても前が見えないほど。台風の影響ですよ。無事にサイトにたどり着き、トレーラー室内で夕食。キャンプ場の管理人さんからケータイに留守電がありました。「雨大丈夫ですか。もう閉めて帰りますが、ゲートを開けて入ってください」とのこと。ご心配ありがとうございます。それにしても、昨晩のテントのご家族は大丈夫だったのでしょうか。下関の自宅に連絡したところ、暴風雨で網戸が破れたとか。でもまあ一安心。
 数年ぶりに電源を入れた電子レンジは無事稼働。お嬢さまはカツカレー、私はふわとろオムライス。気温が下がっているせいか、温かいものがおいしい。ついでにレンジで日本酒をぬる燗に。これからは熱燗の季節ですね。さて、昨晩に続いて、本番「筋肉カルタ」。ムム、お嬢さまの勝ちでした。
 真夜中、トイレに起きると満天の星空。小さい星までクッキリ。さすが天文台が隣接するだけの場所ですね。無理矢理お嬢さまを起こして星座教室を開講。でも、夢だったと思われているかもしれません。あは。
 第3日目。メインイベントのお城巡り。天候も問題ありません。キャンプ場受付に昨日の留守電のお礼ときょうのおおまかな予定をお知らせしておきました。きょうこそ早い出発をと思っていたのに、やはり予定よりほぼ1時間遅れ。まあのんびり行きましょう。
 山陽道の三木ジャンクションから淡路鳴門道へ。明石海峡大橋は、世界最長の吊り橋なんですね。サービスエリアで記念写真。洲本インターを出て、まず洲本城址へ。石垣が立派です。最上部には模擬天守。何でも日本最古(昭和3年築)の模擬天守らしい。展望がすばらしい。あれれ、時間が押しています。
 淡路島南インターまで移動して、大鳴門橋記念館へ。ご当地バーガーグランプリ第1位に輝くオニオンビーフバーガーでランチ。淡路島のたまねぎは有名ですよね。たまねぎキャッチャーのゲーム機があるのはここです。超人気で人だかりが絶えません。やってみようという気にはなりませんけど。お土産にたまねぎを一袋買いました。
 ちょっとした課題が発生。ランクルの給油です。高速道の次のサービスエリアでもいいかもしれませんが、高速に入る前に満タンにした方が無難。で、淡路島の南端でガソリンスタンドを探すはめに。大鳴門橋記念館で尋ねると、若干離れた集落にガソリンスタンドあるとのこと。そこまで移動して給油。これで安心。と思ったら、次の課題が顕在化。
 丸亀城の入館受付は16時まで。高松でお風呂に入ってそれから丸亀城という当初のスケジュールでは間に合いません。「丸亀城は絶対よ!(ギロリ)」とのお嬢さまの強い指示でスケジュール変更。何はともあれ、まず丸亀城に行かなくては。高松道を一目散に坂出インターへ。何とか入館受付に間に合いました。
 さて、今回のお城巡りキャンプのイチオシが丸亀城。日本の現存12天守のうちの1つ。しかもお城女子のお嬢さまはすでに11天守を制覇。つまり、今回の丸亀城で全クリなのだそうです。すごいね。おめでとう!「ギロリ」の真意が分かりました。かなり高い立派な石垣の最上部にある天守。つまり、歩いて登る急坂がキツイ。往復して汗だく。お風呂を後回しにしてむしろよかった。
 高松市に戻り、きょうのお風呂は仏生山温泉。名前もさることながら、この温泉の建物や雰囲気がすごい。うわさに聞いていた通り、外観は美術館。風呂桶や椅子もアート。隅々まで意匠が感じられます。お湯もしっかり温泉。へえ?、こんな温泉、見たことも考えたこともありませんでした。お嬢さまからは、3日連続お風呂の高評価。ヨシヨシ。温泉内のレストランで軽く夕食のうどん。讃岐ですから。
 キャンプ場への帰途は瀬戸大橋。しかし、ライトアップがなくて真っ暗。瀬戸内海を渡っているという感動もなく、ただの高速道路と変わりません。昼間の明石海峡大橋とはえらい違い。期待外れでガッカリ。しかも、山陽道に合流すると、ハイスピードのトラックがいっぱいで消耗。サイト帰還後は、「筋肉トランプ」でリベンジする元気もありませんでした。
 第4日目。最終日。自宅に帰るだけですが、その前にキャンプ場内を散策。昨晩は2グループのお客さんが来られた模様。高規格で管理が行き届き、好印象ですね。「大山も見える」というキャッチコピーなので、受付で確認。「あれが大山ですかね」「いやあ、大山はなかなか見えないんですよ」「あの遠くの薄くて大きいのが大山じゃないですか」と当方。「えっ、見えますか。そうです、あれです。私はしばらく見たことがありませんでした」と受付の方。大山も確認できてよかった。台風のおかげですね。
 チェックアウトを済ませて、早々に出発。往路は前泊したので途中からでしたが、復路は下関までの長丁場。カーナビは山陽道を指示。距離、時間、料金のいずれも山陽道が有利です。しかし、ここはあえて美作インターからの中国道を選択。たとえ時間がかかっても、走行車両の少ない中国道の方が気が楽です。蒜山キャンプと似た感じでしょうか。
 案の定、ほとんど通行車両のない快晴の高速道をマイペース快適に走行。正解でした。ただし、ところどころの工事区間は要注意。車線規制はわかりますが、パイロンの位置があまりに内寄りです。路側帯を意識しすぎるとパイロンに当たりますよ。げっ、ほら車幅の広いトレーラーがパイロンに触れたでしょ!サービスエリアで確認したところ、大事には至っていませんでしたけど。トレーラー牽引には車線規制は鬼門です。
 夕方には下関の自宅に無事到着。ふうっ。1万円超えの高速料金にお嬢さまの目が点。中型車に連結すれば大型料金。距離が長いと高くなります。普通車の半額割引とか、不公平ですよね。淡路島から四国上陸、瀬戸大橋でぐるっと一周。他の日も含めて高速道をよく走ったなあというキャンプでした。
 で、次はどうする? 現存天守を全クリして、もう目標がなくなった?そんなことはないよ。生きる意味や希望はいくらでもあるからね。なお、翌日レンタルで高倉健主演『あなたへ』を観て、竹田駅のキハ竹田城址を確認しました。なるほどね。