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大佐山オートキャンプ場(岡山)
 
 
 
 
 2006/01/20-01/22(2泊3日) 山口・豊田湖畔公園(Bサイト)
 
 昨年11月以降、トレーラーの稼動がなくてウズウズしていたところに、例によって広島在住のおじさん仲間からキャンプの提案。当地最寄りのキャンプ場をベースに、近隣の温泉巡りとワカサギ釣り。言うまでもなく家族での参加は「今は昔」。一人でトレーラーを牽引して豊田湖畔公園へ。寂しい夕食を済ませてウトウトしていたところに客人のご来訪。「やあやあ、お久しぶり」。前回の別府温泉三昧以来です。
 第2日目。早朝からワカサギ釣り。この季節、豊田湖はワカサギ釣りのメッカ。ボートもありますが、今回はキャンプ場併設の桟橋から釣糸。ん?2時間で釣果はわずか10匹足らず。お隣りの達人に伺うと、きょうはハズレの日だそうです。多いときは100匹単位の釣果もあるとか。深追いは止め、冷えた身体を温めに西ノ市温泉へ。近くに温泉が開業して2年目。便利になりました。
 サイトの昼食にもう一人の客人。「ワカサギの唐揚げをご馳走します」とお誘いしたものの、今回の釣果では言い訳もできません。こういう事態もあろうと、別途、ご当地ならではの小ふぐの唐揚げ鯨の竜田揚げをご用意しておりました。ご期待に応えられなかったお詫びに、湯本温泉恩湯にご案内。趣ある建物と上質のお湯をたいそう気に入っていただきました。
 第3日目一の俣温泉温泉荘で朝風呂。その後は、お昼前に撤収して早々に帰宅。家族連れの温泉巡りには多くの制約がありました。設備や雰囲気が最優先。入湯の対象から外されていた温泉がまだまだたくさんあります。設備などはともかく、泉質だけを最優先にした温泉巡り、というカテゴリーがあるかもしれない。別府温泉三昧の経験以来、そんなことを考えているわけです。

 
 
 2006/03/13-03/15(2泊3日) 山口・豊田湖畔公園(Bサイト)
 
 高校を卒業し、暇を持て余し気味の長女にキャンプのお誘い。案の定、反応はイマイチ。そこで次なる戦略。「角島のうに丼、おいしいよお」。「どうしようかな」。わずかな好機を逃さず、とどめの一言。「あわびの酒蒸しもあるよ」。「行く行く」。ほらね、一丁上がり。
 いつもの豊田湖畔公園。お嬢さまを食い気で誘ったものの、当方には別の目的も。俵山温泉の泉質チェック。「温泉の本質」を立ち上げたので、そのための検証。キャンプサイトから車で20分もかからない。トレーラーを設営して昼食を済ませ、俵山温泉へ。まずは町の湯から。
 夕食はスーパーで買った出来合いのおでんほか。その後、お嬢さんといっしょに、撮りためてあったNHKの「功名が辻」を初回から見る。トレーラーでテレビデオは何年ぶりだろうか。冷え込むなあと思ったら雪。若干積雪も。
 第2日目。約束通り、昼食は角島のうに丼前回の経験があるので、水槽のあわび選びにもひるむことなく、大きめをチョイス。親子どもども、新鮮な甘味溢れるうに丼を堪能。おいしかったなあ。その後、俵山温泉川の湯。今宵も「功名が辻」の続き。
 第3日目。天候回復。暖かい日差し、青空に白い雲、小鳥のさえずり。リッチな気分でアウトドアの朝食。「いいね」。お嬢さまの口から思わず一言。そうそう、豊かさの本質が多少は通じたかな。午前中に俵山温泉白猿の湯。これで、外湯3つを制覇。俵山温泉の詳細はこちら
 父と娘の水入らずの2泊3日。温泉の効能にも興味を示し、お嬢さまもそれなりにリラックスできた模様。ただ、帰宅後、この間の様子を奥さまにご報告したところ、角島で食べたあわびの大きさで一波乱。「私のときより高くない?」。ヒエ〜、女性のお相手は難しいのだ。

 
 
 2006/06/04(日帰り) 山口・赤田海水浴場
 
 新年度の4月以降、仕事が多忙を極め、とてもアウトドアどころではなかった。2ヶ月経過して落ち着いたものの、問題は同行者。一人きりのアウトドアは寂しい。若手の独身同僚のK氏に声を掛け、いつもの赤田海水浴場へ。
 まだシーズン前なので、ほとんど人はいない。きれいな海を眺めて波の音を聞いていると心が癒される。食事は久々のダッチオーヴンで鯛めし。最寄りのホテル西長門リゾートでお風呂。おっ、いつのまにか改装されています。海に突き出たイメージの露天風呂。角島を駆け足でご案内した後、帰宅。日頃のストレスの解消にアウトドア!

 
 
 2006/06/09-06/11(2泊3日) 山口・豊田湖畔公園(Bサイト)
 
 広島在住のおじさん仲間から久々にキャンプの提案。1月にご案内した湯本温泉の恩湯にもう一度入りたいとのこと。今回はトレーラー牽引でお二人連れ。それに犬1匹。金曜日の夜、豊田湖畔公園のサイトで合流。
 第2日目。朝食後、お二人は近隣の山登り。私はサイトで気ままにお留守番。下山後、日置(へき)町の古民家改造の御食事処へごいっしょに。黄波戸温泉の農村活性化交流センターで入浴。眼下に海を展望できる絶景の露天風呂。その後、湯本温泉の大寧寺の散策と待望の恩湯。この恩湯は入浴するたびにそのよさが分かるスグレモノ。夕食はサイトでバーベキュー。道具の準備がなかったのでキャンプ場のお手軽レンタル品を利用。ま、これもアリかなと。
 第3日目。まだ行かれたことがないというをご案内。笠山、松蔭神社、城下の町並みなど。キャンプ場に戻って、解散前の記念撮影。これ見よがしは性に合わないものの、ほとんど人がいないので、まあヨシとしましょう。2週続いたトレーラーのアウトドア。日頃のストレスが多少解消。

 
 
 2006/07/20-07/22(2泊3日) 岡山・大佐山オートキャンプ場
 
 上のお嬢さまは4月以来県外の大学で寮生活。この状況で、下のお嬢さまが2泊3日の学校行事。チャンスを逃すまいと奥さまにお願いしてトレーラーキャンプ。目的は、以前から気になっている岡山の真賀温泉郷緑温泉。最寄りのキャンプ場を探して大佐山オートキャンプ場へ。
 停滞した梅雨前線による雨の中、天候にかかわりなくキャンプができるのもトレーラーならでは。チェックインの15:00前に到着したものの、事務所はシャッターが降りたままでひとけがない。あれれ、豪雨のせいで休業なのか。困ったぜ。連絡先に電話を入れると「今行きました」。入れ違いに管理人さんの車が到着。「チェックインは3時からです」。ハイハイ、おっしゃる通りです。
 隣接の新見市では死者も出たほどの豪雨。こちらの道路などに被害はないのでしょうか。管理人さんが積極的に情報を収集してくださいました。その結果、真賀温泉に向かう313号線は数箇所で土砂崩れによる通行止め。復旧のめどは不明。つまり、真賀温泉には行けないということ。ええ〜っ、そのために来たのに〜。へこむなあ。でもまあ、仕方がありません。もう一方の郷緑温泉は大丈夫。
 他にキャンプ客はなく、「どこでもいいですよ」。できるだけフラットで広々したサイトを選択。真賀温泉に行けなくなったので、急遽対策を検討。近隣の温泉地と言えば何といっても湯原温泉。大ホテルに興味はないものの、泉質のいい穴場の温泉宿でも探しましょう。てなわけで、計画を変更して湯原温泉へ。トレーラーを切り離したハチマルは、その自重にもかかわらず身軽にグイグイ快走。しかし……。
 到着した湯原温泉でも深刻な事態。豪雨による湯原ダムの放水でダム下の有名な砂湯が壊滅。それどころか、各施設に源泉を給湯するポンプも水没して温泉利用が不可能に。臨時休業のはり紙も。大変なことになっているなあ。湯原温泉はあきらめて、温泉街のはずれの下湯原温泉へ。ここは源泉が別で豪雨の被害もなし。3年前の蒜山キャンプの折に家族で入ったことがありました。
 サイトに戻って夕食。雨が降るのでトレーラー室内。メインディッシュはほたてステーキ。いただきものですが、これで奥さまの心をつかみ、キャンプのお誘いに成功したわけです。(笑)その他、シャンペンなども。
 第2日目。雨があがったので、屋外で朝食。例によって料理は私。メインはベーコン目玉焼き。その後、お昼までのんびり。ジーゼルの排気で黒くなったトレーラーの洗車など。昼食はソーメン。もう夏だなあ。その後、大佐山の山頂までドライブし、郷緑温泉へ。早めに到着したので、近くの湯原温泉で被害の検証。「大変なことになりましたね」と地元の方に尋ねると、「もうすぐ復旧します」とのこと。立ち直りは早そうです。
 お目当ての郷緑温泉は、真賀温泉と同様に、ほとんど奇跡のような足元湧出。適度な温度の源泉が浴槽の下から湧き出ています。予約でお願いした夕食はすっぽんのフルコース。これも奥さまの心をつかむ重要な要因でした。(笑)郷緑温泉の詳細はこちら。サイトから見上げる夜空は満天の星空。天の川は数十年ぶりかな。食い気だけでなく、これでも奥さまの心をつかんだ模様。
 第3日目。遅めの朝食のメインはトマトオムレツ。食事後、撤収して帰宅。夏場のキャンプは何といっても避暑キャンプに限ります。この季節にもかかわらず暑くて寝苦しいことなどありません。ちなみ今回のキャンプ場の標高はだいたい550メートル。蒜山高原キャンプ場と同じくらい。真賀温泉に行けず今後に課題を残しましたが、いずれ再挑戦だあ。

 
 
 2006/08/08(日帰り) 山口・阿川ほうせんぐり海浜公園
 
 待望の夏休み。県外で寮生活の上のお嬢さまが帰省。同じ日に下のお嬢さまも韓国のショートホームステイから帰国。久しぶりに家族全員がそろったところで、「海に行こうか」。トレーラー牽引では2003年以来の阿川ほうせんぐり海浜公園
 広い海浜公園には数家族のみ。皆さん波打ち際でチャプチャプ。海に入って分かりました。全体に海草が生い茂って泳ごうにも泳げません。あらま。でも、トレーラーの室内は心地よい海風がそよそよ。とても快適。帰途、西長門リゾートホテルのお風呂。改修された露天風呂が家族に好評。

 
 
 2006/09/24-09/25(1泊2日) 山口・豊田湖畔公園(Aサイト)
 
 爽やかな秋晴れが続きます。暑苦しくも、寒くもないこの季節がアウトドアには最適。もちろん就寝中の電気毛布も不要で電源なしサイトも可。「おでんに日本酒の季節だね」の一言で奥さまは乗り気。しかし、代休のお嬢さまは留守番を選択。上のお嬢さまが下宿住まいになったいま、生まれて初めての一人きりの留守番。ま、経験ですね。てなわけで、昨年と同様に豊田湖畔公園Aサイト、唯一絶景のNo.15へ。
 とりたてて企画はありません。俵山温泉に2日連続入湯。「やっぱり寂しい」と言うお嬢さまをお連れして、2日目の昼食は家族3名。もう1泊したい気持ちを振り切って帰宅。

 
 
 2006/11/15(日帰り) 山口・大寧寺
 
 締切が切迫していた原稿のめども立ち、ひと段落。そういえばしばらく温泉にも行っていないなあ。湯本温泉の恩湯が恋しい。すぐ近くの大寧寺の紅葉も見たい。せっかくなのでトレーラー牽引で行きましょう。奥さまをお誘いしてお昼前に出発。
 出発直後の交差点。アスファルトのわだちで、ゴン。トレーラーから異音。ん?アウトリガーは全部上げたよなあ。最寄りのガソリンスタンドに入る歩道でも、ゴン。あれれ、何か変だぞ。給油中にトレーラーをチェック。ヒ〜ッ。前輪のジャッキが収納されていない。そんなあ。(涙)
 思い返してみる。いつも通り連結して、前輪を上げ……、電源ソケットを差し込み……、奥さまを呼びに玄関へ。ん?前輪を上げたあと、ジャッキを収納しなかったっけ……。意識の連続性が途絶えることは、最近珍しくないですね。同時に2つ以上のことが重なると、すぐ忘れてしまいます。再確認の大切さを痛感。破損や変形などのダメージはなさそうなので、ひとまず安心。
 久々の牽引に、やがて心の動揺も解消。1時間半あまりで長門市の大寧寺の駐車場。紅葉で有名な観光スポットでもあり、さすがに平日でも観光客。観光バスも。連結のまま駐車場の隅でアウトリガーをセットし、室内で遅めの昼食。といっても、お湯を沸かしてカップめん。
 紅葉は例年より遅いのでしょうか。まだ色づき始めたばかりというところ。深紅には程遠いものの、天気もよく、それなりに風情はあります。その後、徒歩で恩湯へ。大寧寺から歩いてもそんなに遠くはありません。湯上りの散歩がてら、再びトレーラーまで戻って帰宅。キャンプ場でなくても、トレーラーは十分楽しめます。

 
 
 2006/12/02-12/03(1泊2日) 大分・志高湖キャンプ場
 
 昨年に続いて、今年も別府の温泉巡り。志高湖キャンプ場はベースキャンプ地として絶好です。1人1泊310円は公営ならでは。新たに車1台1泊410円が追加されましたが、超格安に変わりはありません。
 この日のためにトレーラーのバッテリーを新品に交換。1泊だけですから12V電源に不安はないものの、できれば100Vの電気毛布で暖かく熟睡したい。周囲に宿泊者がなかったので、今回初めて借り物の発電機を使用してみました。電源なしのキャンプ場が電源サイトに早代わり。確かに便利。トレーラーとはいえ、冬のキャンプに電気毛布は欠かせません。でも、それなりにエンジン音。無人の場所でもない限り、やはり宿泊者のある場合はダメでしょうね。
 第1日目。早朝に下関を出発し、午前中に現地到着。初日に巡った温泉は次の通り。青色のお湯が印象的な鉄輪温泉神和苑。建物に風情のある竹瓦温泉駅前高等温泉。白濁の明礬温泉湯の里。最後に鉄輪温泉のひょうたん温泉。ここで夕食の地獄蒸し。
 第2日目。ちょっと足を伸ばして九重町へ。ずっと昔から気になっていた筌口温泉。新清館の黄色く濁った露天風呂に長年の念願が叶いました。その後、星生温泉壁湯温泉。いずれも以前に入ったときとは様変わり。もう十数年前のことでしたから。最後に、昨年の印象がいまだに残る湯布院町の塚原温泉。ここのph値1.4はさすがに強烈。飲むと酸っぱい。
 別府は温泉の宝庫。まだまだ数多くのすぐれた温泉があります。いずれ志高湖キャンプ場に長期滞在して、別府温泉の制覇を目指しましょう。

 
 
 2006/12/26-12/27(1泊2日) 山口・豊田湖畔公園(Bサイト)
 
 4月以来の精神的疲労の一部でも解消しようと、最寄りの豊田湖畔公園へ。上のお嬢さまが帰省し、前回一人きりの留守番で寂しくなった下のお嬢さまも安心。奥さまと二人で出発。
 特にイベントはありません。とにかくのんびりしましょう。設営後、俵山温泉の町の湯。泉質のよさを再認識。夕食は、熱燗におでん、とらふぐの刺身に大トロの刺身まで。奥さまによれば、二人だけのときは食材を惜しんではいけないのだそうです。キーンと寒い満天の星空の下、熱燗が進みます。やめられましぇーん。
 第2日目。遅めの朝食後、湯本温泉の恩湯へ。ここの泉質もすばらしい。本当にくつろぐためには最低でも2泊は必要と思いつつ、昼食後、後ろ髪を引かれる思いで撤収。チェックアウトのビジターハウスには6m以上もある大きな門松。もうすぐお正月。